その「皿の価値」分かります?絵柄と品質で見極める有田焼皿の秘密!

有田焼の高級絵皿の画像有田焼

日本を代表する伝統工芸品「有田焼」!!陶磁器市場で売っている「有田焼」は安い物・高い物と価格や品質も様々です!今回は様々な有田焼の中から、少しでもその品質を見極められるようになるための「手描きと転写の違い」「有田焼の特徴:有田焼三様式」とその「特徴的な絵付けがほどこされたおすすめの有田焼皿」をご紹介します!!

絵皿の価値を読み解く鍵は手描きにあり!

世の中にはさまざまな器が出回っています。100円ショップで売られている海外製の安いものから、家一軒が建つほど価値のあるものまで多々ございます。そこで皿の価値を決める大きなポイントが一つ。

それは手描きで描かれたか、転写で描かれたかということです。転写というのは陶磁器の絵付けに用いる絵柄のプリント印刷のことで、製作と量産が容易です。一方手描きの器は手間が非常にかかります。弊社で取り扱う献上金襴手や献上古伊万里焼などは3か月から1年ほど作成に時間を要す一方、一般的な転写品はプリント印刷のため作成に技術や手間が必要ありません。

見分ける大きなコツは、手描きの器の場合、手描きゆえのむら、人間らしさ、ぬくもりがあるということです。触感としては凹凸があります。一方転写品はそれがありません。

有田焼皿の特徴は絵付けの模様「有田焼三様式」!

国内で最も有名な焼き物ブランド「有田焼」ですが、今回はその中でも「有田焼皿」をご紹介するにあたって、3種類のタイプの有田焼(模様)様式である「柿右衛門」「鍋島」「古伊万里」の三様式についてご紹介していきます!!

「お店(ネットSHOP)でお買い物をされる時」や「お店で有田焼の皿をお見かけした時」などで「有田焼皿の模様(様式)の特徴」を判断するのに役立つ情報になると思うのでぜひご覧ください!!

有田焼皿の特徴1

柿右衛門様式の大皿の画像

ネットSHOPギフトでも喜ばれる作品があります!!日本で初めて赤色で絵付けを行った「柿右衛門様式」の皿!

「柿右衛門様式」というのは、乳白色の磁器に「赤・黄・緑の組み合わせ」といった鮮やかな色合いを表現し、絵付けを行っていく技法になります!!源流は歴史ある名門「柿右衛門」です!
(源流)柿右衛門の作品の平均価格は20000円以上するようです!決して安い価格ではありませんが、ネットSHOP以外の大型デパート等で「納得できる価格のお皿」は見つかるかもしれません!!
ただ「柿右衛門先生の作品」はネットSHOPでは殆ど取り扱いがないので注意!ネット取り扱いがある「柿右衛門様式の窯元」では仁窯の小畑裕司先生の作品が有名です!!

◆柿右衛門様式◆

濁手とよばれる透明感と暖かみのある乳白色のバックに余白を十分に残し、極めて繊細な黒い線と色鮮やかな赤・緑・黄・青で大和絵的な花鳥風月を左右非対称的で描写的に描いた様式のことです。
後期には、この4色に紫や金も加わるようになります。器の口縁に「口銹」と呼ばれる銹釉が施されている作品も多く見られます。
図柄には「岩梅に鳥」「もみじに鹿」「竹に虎」「粟に鶉」などの典型的なパターンも特徴的です。
柿右衛門様式の色絵磁器は輸出用色絵磁器として飛躍的に発展し、数多くの作品がヨーロッパに渡り、ドイツのマイセン窯などでは、この模倣品もたくさん作られていました。

http://www.school-imari.ed.jp/jouhou/kidssite/nabeshimayakinosyurui/nabeshimayakinosyurui.html

有田焼皿の特徴2

今右衛門窯の皿

名門今右衛門の工房は有田の皿山通り!「色鍋島・染付・青磁(せいじ)」を代表するもう一つのブランド「鍋島様式」の皿!!

「鍋島様式」の中にも様々な種類がありますが,右に載せたのは「色鍋島(他には鍋島染付・青磁)」と呼ばれる作品です!「藍色の顔料で下絵を描いた後に焼き、赤・黄・緑の色で絵付けをほどこしたデザインの作品」になってます!!
柿右衛門様式に対する色鍋島の特徴としては、見る者へ四季の情緒を感じさせる「春」を貫く作品であることが多いそうです!!
この色鍋島を歴代生み出してきた「今泉今右衛門」の作業場は、今でも「有田焼陶器市」で賑わう有田の皿山通りにあります!!


http://www.school-imari.ed.jp/jouhou/kidssite/nabeshimayakinosyurui/nabeshimayakinosyurui.html

◆鍋島藩窯様式◆

青みがかった地肌やくし高台、裏文様に特徴があります。
その技法は、染付と赤・青・緑の三色を基調とした「色鍋島」、藍色で精緻に描かれた「藍鍋島」、自然の青翠色の「鍋島青磁」があります。
なかでも上絵を伴った「色鍋島」は佐賀藩主が使う食器や、諸大名・幕府への献上品として完成度の高い格調ある製品に仕上がりました。


http://aritayaki.jp/aritayaki/3yoshiki.html

鍋島藩の系譜を継ぐ色鍋島の名品のお買い求めはこちらから

有田焼皿の特徴3

献上手古伊万里様式の絵皿

価格は安い物から高い物まで!豪華な黄金の贈り物!「柿右衛門」や「鍋島」以外で流通する有田焼「古伊万里様式」の皿!!

江戸時代に多く普及していた「古い伊万里焼」を意味する「古伊万里焼様式」の有田焼ですが、ご紹介した「柿右衛門」と「鍋島」以外の様式を指します!今回は数ある「古伊万里焼様式の皿」の中でも代表的な「金欄手」技法の皿をご紹介します!
「金襴手(きんらんで)」技法とは、絵付けを完成させた後に、黄金模様を磁器の表面に焼き付け仕上げた技法になります!!
ネットSHOPのギフトの中で国内のみならず海外でも、新築祝いや結婚祝い等で人気のある作品です!!

◆金襴手様式◆

肥前有田で江戸時代に生産された、濃い染付と金襴手と呼ばれる赤や金の絵の具を贅沢に使った様式のことです。当時、これらの磁器は有田に隣接する伊万里の港から船積みされたことよりこの名が付けられています。
染付とは、素地の上に呉須と呼ばれる青色顔料で文様を描き、その上に透明の釉薬を施して焼き上げた、白地に青一色の絵付けのことです。
金襴手は、色絵の磁器の上に金泥や金粉をあしらった金彩を施し、絢爛豪華に模様を描いたもののことです。

http://aritayaki.jp/aritayaki/3yoshiki.html

「新築祝いのギフト」から「魚を食べるお皿」まで!!ネットSHOPで紹介されている「有田焼皿」

「有田焼三様式」という様々なデザインからなる有田焼ですが、現代の有田焼皿も「歴史的な傑作」に勝るとも劣らない「三様式の伝統を堅実に受け継いだ芸術品」が多くのネットSHOPで見つけることができます!
ここでは、数あるネットSHOPの有田焼皿の中で「結婚祝いや新築祝い等の飾り皿ギフト」から「日常生活で使える耐久性が高く安い有田焼皿」まで簡単にご紹介しちゃいます!!

「柿右衛門様式」の名門!鮮麗な桜を「有田焼」で表現できる随一の芸術家「小畑裕司」先生の代表的作品!!

先ほど少しだけ、ご紹介した「柿右衛門様式」の名門(仁窯)「小畑裕司」先生の有田焼皿です!純白の素地に繊細な桜絵付けをほどこした芸術品になっています!
柿右衛門様式は赤色がメインの絵付け作品が多いですが、小畑先生の作品はピンクを際立たせる作品が多いです!

桜の皿セット

ちなみに繊細な桜模様をほどこす上で「小畑先生のピンク色」は写実性を再現できるほど高度な技術として知られています!!まさに新しい季節を感じさせる色「新婚祝い」におすすめの一品です!

4寸小皿の銘々皿の5枚セットです。
一枚一枚、絵柄が違うという心遣いが嬉しい逸品です。シンプルな真円の艶やかな白磁に、可憐な桜が咲き、花びらが舞っています。薄桃や紅、葉の緑や枝の藍などが、透明感のある煌びやかな、それでいて優しい色調となって描かれています。

https://www.jtopia.co.jp/products/detail/4383

桜は日本人にとって特別の花です。桜に格別の美しさを感じ、愛でてきました。桜の花言葉は「心の美」です。古来より、花といえば桜のことを意味する程に、愛されてきました。
和の心が詰まった銘々皿揃は、大切な方への贈り物としておすすめです。また、海外の方へのおみやげや贈り物としても喜ばれます。

https://www.jtopia.co.jp/products/detail/4383

両親へのプレゼントで購入したのですが、梱包、ラッピングも丁寧で、贈り物にふさわしい高級感もただよっていました。また、商品注文後に急ぎでの対応をお願いしたところ、快く引き受けてください、とても気持ちのいい買い物ができました。また機会があれば是非利用させて頂きます。

https://shopping.yahoo.co.jp/store_rating/jtopia/store/review/

銀河色の絵柄はネットで話題!有田の釉薬技法を用いた「耐久性と触感の良さ」を実現化した名門「真右エ門先生」の作品! 大皿 青き明星

「真右エ門先生」の作品は「電子レンジや日常生活で使える位の高い耐久性」や「ガラス面ならではの良い触り心地」を実現した芸術品が多いです!!今回の高級皿のデザインも美しく大空に輝く銀河が皿の上いっぱいに広がっている作品です!!
素焼きを行う前に「真右エ門先生がセレクトした釉薬」を塗った後、高温で釉薬を溶かし「ガラス面特有の触り心地」や「銀河色に深く光る美しい装飾」を実現しています!!

有田焼大皿青き明星の画像

吸い込まれそうな程の星空の煌き、散りばめられた黒曜石のような斑紋、それらが映し出された悠久の美は、時を忘れて酔いしれてしまいそうです。ところどころ、流れるような白い窯変が、流れ星のような、彗星のような風情を醸します。

幅広のリム付きの大皿です。
26cmの大きさがあり、メインディシュの肉料理や魚料理が粋に映えます。炒め物や、お一人分のパスタやチャーハンなど、多彩な用途でお使いいただけます。

https://www.jtopia.co.jp/j-spa.html

とにかく見れば見るほど不思議な美しさを感じます。

洋皿として購入しました。青い線書きにまだらな黒が光で煌めき、幻想的で美しい作品だと感じました。

https://www.jtopia.co.jp/products/detail/4851

まとめ

いかがだったでしょうか。高級美術品の流れを組む手描きの絵皿や風格ある日用食器の有田焼皿などの紹介でございました。

タイトルとURLをコピーしました