シンプルな有田焼で有名 KIHARAってどんなメーカー?

伝統工芸品・民芸品

kiharaは有田焼の伝統技術と美意識を受け継ぎつつも、現代の生活に取り入れやすいデザインで作られている器を多く扱っている会社です。シンプルで美しいデザインが特徴で、長く使い続けられるようなアイテムが見つかります。佐賀県の有田町やその周辺地域で400年ほど前から作られ始めた有田焼は、日本で初めて作られた磁器でもあります。

KIHARAとは

今では国内外で知られる磁器の産地となっているのが有田で、そのような佐賀県の有田町に拠点を持っているのが、株式会社キハラです。産地ならではの窯元や職人とのネットワークを持っていて、伝統的な技術を使って作られる磁器を国内は勿論のこと海外へも届けています。 シンプルで長く愛される有田焼の製品を取り扱っているkiharaは、卸売りをおこなっているほか商品開発もおこなっています。さらにオリジナル商品や企業のノベルティなどの発注品のプロデュースにも携わっている会社です。

KIHARAの店舗について

またショールームを兼ねた直営店も運営していて、有田町には「KIHARA ARITA本店」を展開しています。佐賀だけでなく東京都にも店舗があり、それが渋谷区にある「KIHARA TOKYO」です。訪れやすい便利な立地にあるので、有田や渋谷に行くことがある際には気軽に利用できるお店です。さらに実店舗以外にもオンラインストアがあり、インターネットに接続されているパソコンやスマートフォンを使用して通信販売で商品を注文することもできるようになっています。

KIHARAの店舗の画像

TOUSEKI

シンプルな有田焼を多く扱っているkiharaのコレクションには、様々な物があります。その中には「TOUSEKI」と名が付けられたものがあり、TOUSEKIとは陶石のことで有田焼の主な原料となるものです。有田焼のルーツから発想し、この地の磁石場から採れた石の型で作られているのがTOUSEKIシリーズの特徴です。シンプルな形状・色の箸置きですが、有田ならではのルーツが感じられる商品となっています。

キハラの皿

Shine

他にもkiharaの「Shine」というコレクションは、光をイメージして作られている美しい模様と色をしたデザインのロックカップです。「ダイヤ」や「ライン」、「バブル」という3種類の柄があり、シンプルでありながらもあまり見かけないデザインとなっています。日常使いに適した食器で気軽に取り入れることができるでしょう。

KIHARAの蕎麦猪口

染付

kiharaの「呉須染」というシリーズは、ローラーマシンや機械ろくろで作られているほか、呉須によって絵付けしているのが特徴です。有田で最も古くから使われている技法を使って染められているのが特徴で、温かみのある質感が魅力です。深小皿や取り皿、さらに飯碗器やカップなどが作られています。また「古染付」シリーズは、古くからこの地で作られていた焼き物の特徴を再現し、筆で手描きされた染付が魅力的なアイテムとなっています。他にも数多くのコレクションがあるkiharaでは、様々な技法が使われている商品があるのが特徴です。

kiharaの皿揃え
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