波佐見焼のnatural69ってどんなメーカー?ブランドの種類

伝統工芸品・民芸品

長崎県で有名な波佐見焼のメーカーの陶器ブランドとして知られるnatural69は、陶磁器専門問屋が支えています。その歴史は古く、1954年夏に創業しました。いくつかの窯元と共同して、自社のデザイナーによるオリジナルの商品を開発する手法で、それぞれの製品の特長に合わせた窯元選びによる高いクオリティの作品を生み出し、なおかつユーザーが手に取りやすい価格の商品を作成してきました。

産地問屋として

使い手との接点を大事にしている姿勢は、2010年に直接消費者に向けて販売するウェブショップの開設で示されました。老舗の陶磁器専門問屋の知見を活かして、梱包などを工夫し、商品の種類や数も豊富で在庫量が安定しています。また、消費者のニーズにこたえた形で、ギフト商品としてラッピングにも力を入れ、陶磁器を普段使いだけでなく贈り物として使うことを定着させました。

natural69とは

波佐見焼ブランドとして全国に知られるnatural69の特徴は、提供されている商品がどれもおしゃれで、かわいさすら感じるものが多いことです。これは古くからある波佐見焼のイメージを覆すものとなっています。これらの商品開発は、自社で新進気鋭の若手のデザイナーを抱え、育成しているからにほかなりません。商品の種類も豊富で、お皿や器といったものから、子供向けの食器、醤油さしやココット皿など、現代の生活スタイルにマッチした商品が開発され、それが波佐見焼の敷居を下げ、だれもが手に取りやすくなっています。

natural69のブランド

natural69で扱う食器類のブランドは7つに分かれています。一番シンプルなのが、一つの器に一色のみを使ったもので、器が丸みを帯びているので、濃い青や藍色などのものでも温かみを感じることができるのが特徴です。また、白い器に紺色のボーダーラインが入ったものもあり、食べ物を入れたときには器も食べ物も引き立って見えます。加えて、海沿いの長崎県をイメージして海の生き物をモチーフにしたシリーズも作られています。柄がかかれている豆皿などが中心で、柄も何パターンか用意されているので、毎日の食卓にどの柄のものを使おうかと食事の時の楽しみが増えるに違いありません。さらに、幾何学模様などをモチーフとして、それでいてシンプルな図柄のシリーズも用意されています。こちらのシリーズは、お皿の種類が多く、茶碗からカップ、小皿やボウル、長方形や真四角のお皿などがあります。シリーズとして持っておくことで、和食や洋食などいろいろな食事のシーンに活躍することでしょう。

買い物のあれこれ

これらのシリーズはウェブショップでブランド別・アイテム別などに探すことができますし、ラッピングの注文も容易にできるようになっています。そして、長崎県の波佐見町にある直売店に行くと、ウェブショップで取り扱いをしていない商品や、取り扱いを終了した商品を格安で販売していることがあるようです。夏季休業日や年末年始以外は営業しているようなので、長崎に観光に訪れた方はお店を除いてみると自分だけの一品を見つけることができるかもしれません。

【natural69】大人気シリーズcocomarineのミニコンプラ瓶
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