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伝統工芸品・民芸品

唐子が可愛い三川内焼の歴史と特徴!

日本には実に様々なやきものが誕生してきていますが、なかでも三川内焼(みかわちやき)は非常に芸術的で美しい見た目をしているのが特徴です。今回はそんな三河内焼がどのようにして誕生したのか、またその魅力についてなどを詳しく紹介していきます。
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備前焼と似ている?唐津焼の歴史や特徴

唐津焼は佐賀県唐津市を中心として作られている陶器で、国の伝統的工芸品に指定されています。ざっくりとした粗い土を使用した素朴な風合いが特徴で、草花や動物、文様などをシンプルに描いた絵唐津が代表的です。釉薬や製法はさまざまで主に日用雑器を生産しているため備前焼と形状は似ていますが、備前焼は釉薬や絵付けをせずに高温で焼くことから双方の違いは一目瞭然です。
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モダンな食器が盛りだくさん、波佐見焼のすべて

波佐見焼は、大衆向け陶磁器の生産に向いており、江戸時代から連房式登窯で生産してきたという歴史があります。その特徴は、陶磁器の中でも安くて丈夫というものです。また、大量生産する時には、個体差が少ないというのは必要な要素であり、波佐見焼は個体差が少ないので、新しい物を作って多くの人々に使ってもらいたいというニーズに適しています。
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田んぼの土から生まれた備前焼の歴史と特徴

備前焼は、岡山県備前市で焼かれる焼き物です。歴史は古く古墳時代に朝鮮から伝わった「須恵器」が発展したものといわれています。
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湯どころ大分の焼き物 小鹿田焼の歴史と特徴

小鹿田焼と書いて「おんたやき」と言いますが、大分県日田市の皿山付近の小鹿田地域で作られる事からその名が付きました。昭和時代の思想家、柳宗悦が「日田の皿山」にて「世界一の民陶」と絶賛した代物である上に、1995年に国の無形重要文化財に指定されており、伝統工芸品として歴史ある品物と言えます。小鹿田焼の正式な発祥年数は現代に至るまで特定されていませんが、江戸中頃の1705年~35年の間に現在の福岡県にある小石原から現地に招かれた柳瀬三右衛門と、彼を招いた日田郡大鶴村の黒木十兵衛により創始されたと考えられています。 その為、小鹿田焼には柳瀬三右衛門がもともと住んでいた福岡にあった小石原焼の特徴が色濃く出ており、流派的には分流に当たる事がポイントです。
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京都の伝統工芸品 七宝焼のすべて

七宝とは仏教の経典に記載されているもので、この世に存在する瑠璃、めのう、真珠、玖瑰、蝦蛄、銀、金の七つの宝石を指します。この経典に示される七宝よりも美しいとされる焼き物が七宝焼です。その歴史は非常に古く、紀元前までさかのぼると言われています。
有田焼

太古から続く芸術 京象嵌・象嵌のすべて

象嵌とは、1つの素材の中に別の素材を埋め込むことを意味しています。主に、陶芸などで使われるケースが多いです。象嵌の歴史を見ていくと、日本では飛鳥時代にはすでに伝わったとされています。もともと現在のシリアのダマスカスと呼ばれる地域が発祥とされており、その後シルクロードをつたって日本に伝わった歴史があります。
有田焼

日本を代表する焼き物の産地 日本六古窯について

鎌倉時代など中世のころから焼き物文化がはじまり、日本各地でたくさんの窯ができ陶磁器を焼いてきました。しかし時代と共に滅びていった窯もたくさんあります。そこで小山富士夫氏が、その当時から現在にかけてずっと続いている窯を調べたところ、瀬戸と常滑、備前と丹波、信楽と越前の6か所の窯であることがわかり、これら六か所の窯を六古窯と名付けたのです。
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伊賀焼の歴史と伊賀焼の特徴、伊賀焼の作家や窯元について

伊賀焼の歴史は三重県伊賀市にて鎌倉時代に生産が始まったと言われています。元々は水瓶やすり鉢など日常的に使用される雑器類が中心で、使用している土も信楽焼と同じ琵琶湖層由来であったため信楽焼と同じものと捉えられていました。しかし、天正年間の後期に当時の伊賀領主であった筒井定次が阿山の槙山窯において茶の湯に用いるための茶壺や茶入、水差などを焼き始めたところ、「水差、花生は伊賀に勝るものなし」と言われるようになり、伊賀焼は茶の湯の陶器として一躍全国に広まりました。この茶器は筒井伊賀と呼ばれ、その後筒井伊賀とあわせて古伊賀と呼ばれる藤堂伊賀や遠州伊賀などの伊賀焼が発展していくことになりました。
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笠間焼の歴史からオススメ窯元まで全部を紹介

笠間焼は茨城県の笠間市周辺で作られている陶器です。この辺りで陶器が作られ始めたのは江戸時代の中ごろのことで、箱田焼と宍戸焼が元となっていると言われています。江戸時代に常陸国にあった笠間藩は窯業に力を入れていて、御用窯をおきました。ここでは貯蔵に使われる甕やすり鉢などの、日用的に使用される器や調理器具が作られていたという歴史があります。
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