日本全国の焼き物

日本三大陶磁器、日本六古窯を中心に日本全国の焼き物を紹介します。

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実は有田焼とつながっていた!出石焼の歴史と特徴

出石焼の歴史の始まりは、1764年に出石町に土焼の窯ができたことでした。その後の1789年になると、土焼ではなく石焼に注目して、出石藩よりお金を借り手有田で磁器の製造法を学んだのです。その後有田の陶工を連れて帰って石焼を始め、連れてこられた有田の職人がその地で焼き物を始めます。そして1799年には出石藩が窯の直営に踏み切り、良質の陶石を発見した場所に窯を移します。良質の陶石が取れる場所に移動したことで、磁器製造が開始されることになったのです。
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愛媛の温かい焼き物 砥部焼の歴史と特徴

日本には伝統的な技術を受け継いだ多種多様なやきものが存在していますが、そのなかでも独特の魅力を放っているのが砥部焼の存在だと思います。見た目の美しさはもちろんのこと、誰でも気軽に使用できる便利な作りであることから広く親しまれるようになり、昔から多くの方が日常的に使用するなどその存在は多くの人々を虜にしていると言えるでしょう。
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日本最南端のエキゾチックな焼き物 沖縄やむちんの歴史と特徴

やちむんの歴史も古く、1616年ごろ朝鮮人の職人の指導の下沖縄にその伝統製法の原型が伝来しました。やちむんとは沖縄の言葉でぽってりと力強いというニュアンスがあり、その名の通りこの焼き物は分厚くダイナミックで、そこに大胆な絵付けなどが施されるのが特徴です。
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京焼とも関係あり?丹波立杭焼の歴史と特徴

丹波立杭焼の歴史・発祥は、平安時代末期から鎌倉時代のはじめにあります。桃山時代までは窖窯が使われていたのですが、慶長の頃に登窯が使われ始め、この時代からとり入れられた蹴りろくろと一緒に伝統技術が現在に引き継がれています。 壺やすり鉢などが主な製品として愛されていましたが、江戸時代の前期に入ると茶碗や茶入、水指などが作られるようになり、その後篠山藩の保護育成により多くの名工が腕を競うことで、丹波立杭焼の名をさらに高めたのがおおまかな歴史です。
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赤膚焼の歴史と特徴

奈良県には赤膚焼という焼きものがあり、この始まりというのがはっきりしていないのですが、安土桃山時代の豊臣秀吉などが行っていた茶道などが、広がって秀吉の弟である秀長が、当時の郡山城主として土地を治めていたところに、職人を呼んできて茶道具を作らせたのが起源という可能性があるとされています。当時は武将などが功績を治めた褒美の品として、茶道具というものは大変重宝されていたと言われているのでその点でも大切なものだった事が伺えます。
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戦国の巨魁 黒田官兵衛とも関係あり!高取焼の歴史と特徴

高取焼の歴史を語るには、1606年にまで遡ります。慶長11年、黒田長政が朝鮮陶匠の八山を連れ帰り、鷹取山の麓に窯を築かせたのが始まりとされています。この場所が永満寺宅間で、今の福智町のことです。 当時は織田信長が掲げた御茶湯御政道がきっかけで、政治と茶陶に密接な関係がありました。戦功のある大名には貴重な茶陶を与え、それが一国の価値と同等とも言われていたような時代です。そのため貴重な茶陶には政治的な価値や強さがあると考えられており、優秀な技術を持つ朝鮮の陶匠たちが挙って日本の武将たちに招聘されていた事実があります。
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歴史はあるけど案外ポップな焼き物 福岡上野焼

上野焼は、豊臣秀吉の朝鮮出兵の引き上げ時に、肥後熊本藩初代藩主の加藤清正が連れて帰った朝鮮陶工・尊楷が基礎を作った陶器です。上野焼は江戸時代には、茶道具を作成する窯元として「遠州七釜」にも数えられるほど、茶人に愛されました。
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唐子が可愛い三河内焼の歴史と特徴!

日本には実に様々なやきものが誕生してきていますが、なかでも三河内焼(みかわちやき)は非常に芸術的で美しい見た目をしているのが特徴です。今回はそんな三河内焼がどのようにして誕生したのか、またその魅力についてなどを詳しく紹介していきます。
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備前焼と似ている?唐津焼の歴史や特徴

唐津焼は佐賀県唐津市を中心として作られている陶器で、国の伝統的工芸品に指定されています。ざっくりとした粗い土を使用した素朴な風合いが特徴で、草花や動物、文様などをシンプルに描いた絵唐津が代表的です。釉薬や製法はさまざまで主に日用雑器を生産しているため備前焼と形状は似ていますが、備前焼は釉薬や絵付けをせずに高温で焼くことから双方の違いは一目瞭然です。
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モダンな食器が盛りだくさん、波佐見焼のすべて

波佐見焼は、大衆向け陶磁器の生産に向いており、江戸時代から連房式登窯で生産してきたという歴史があります。その特徴は、陶磁器の中でも安くて丈夫というものです。また、大量生産する時には、個体差が少ないというのは必要な要素であり、波佐見焼は個体差が少ないので、新しい物を作って多くの人々に使ってもらいたいというニーズに適しています。
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田んぼの土から生まれた備前焼の歴史と特徴

備前焼は、岡山県備前市で焼かれる焼き物です。歴史は古く古墳時代に朝鮮から伝わった「須恵器」が発展したものといわれています。
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湯どころ大分の焼き物 小鹿田焼の歴史と特徴

小鹿田焼と書いて「おんたやき」と言いますが、大分県日田市の皿山付近の小鹿田地域で作られる事からその名が付きました。昭和時代の思想家、柳宗悦が「日田の皿山」にて「世界一の民陶」と絶賛した代物である上に、1995年に国の無形重要文化財に指定されており、伝統工芸品として歴史ある品物と言えます。小鹿田焼の正式な発祥年数は現代に至るまで特定されていませんが、江戸中頃の1705年~35年の間に現在の福岡県にある小石原から現地に招かれた柳瀬三右衛門と、彼を招いた日田郡大鶴村の黒木十兵衛により創始されたと考えられています。 その為、小鹿田焼には柳瀬三右衛門がもともと住んでいた福岡にあった小石原焼の特徴が色濃く出ており、流派的には分流に当たる事がポイントです。
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京都の伝統工芸品 七宝焼のすべて

七宝とは仏教の経典に記載されているもので、この世に存在する瑠璃、めのう、真珠、玖瑰、蝦蛄、銀、金の七つの宝石を指します。この経典に示される七宝よりも美しいとされる焼き物が七宝焼です。その歴史は非常に古く、紀元前までさかのぼると言われています。
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太古から続く芸術 京象嵌・象嵌のすべて

象嵌とは、1つの素材の中に別の素材を埋め込むことを意味しています。主に、陶芸などで使われるケースが多いです。象嵌の歴史を見ていくと、日本では飛鳥時代にはすでに伝わったとされています。もともと現在のシリアのダマスカスと呼ばれる地域が発祥とされており、その後シルクロードをつたって日本に伝わった歴史があります。
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日本を代表する焼き物の産地 日本六古窯について

鎌倉時代など中世のころから焼き物文化がはじまり、日本各地でたくさんの窯ができ陶磁器を焼いてきました。しかし時代と共に滅びていった窯もたくさんあります。そこで小山富士夫氏が、その当時から現在にかけてずっと続いている窯を調べたところ、瀬戸と常滑、備前と丹波、信楽と越前の6か所の窯であることがわかり、これら六か所の窯を六古窯と名付けたのです。
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伊賀焼の歴史と伊賀焼の特徴、伊賀焼の作家や窯元について

伊賀焼の歴史は三重県伊賀市にて鎌倉時代に生産が始まったと言われています。元々は水瓶やすり鉢など日常的に使用される雑器類が中心で、使用している土も信楽焼と同じ琵琶湖層由来であったため信楽焼と同じものと捉えられていました。しかし、天正年間の後期に当時の伊賀領主であった筒井定次が阿山の槙山窯において茶の湯に用いるための茶壺や茶入、水差などを焼き始めたところ、「水差、花生は伊賀に勝るものなし」と言われるようになり、伊賀焼は茶の湯の陶器として一躍全国に広まりました。この茶器は筒井伊賀と呼ばれ、その後筒井伊賀とあわせて古伊賀と呼ばれる藤堂伊賀や遠州伊賀などの伊賀焼が発展していくことになりました。
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笠間焼の歴史からオススメ窯元まで全部を紹介

笠間焼は茨城県の笠間市周辺で作られている陶器です。この辺りで陶器が作られ始めたのは江戸時代の中ごろのことで、箱田焼と宍戸焼が元となっていると言われています。江戸時代に常陸国にあった笠間藩は窯業に力を入れていて、御用窯をおきました。ここでは貯蔵に使われる甕やすり鉢などの、日用的に使用される器や調理器具が作られていたという歴史があります。
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加賀百万石の焼き物 九谷焼の歴史と特徴

石川県における加賀地方にて手がけられている陶磁器が九谷焼であり、様々な色を用いた絵が施される上絵付けが特徴的なので緑色や黄色、赤色や紫色、紺色といった5つの色が見られて鮮やかであるのと同時に豪快な線の上に描かれる様子から強いインパクトもあります。
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波佐見焼のnatural69ってどんなメーカー?ブランドの種類

長崎県で有名な波佐見焼のメーカーの陶器ブランドとして知られるnatural69は、陶磁器専門問屋が支えています。その歴史は古く、1954年夏に創業しました。いくつかの窯元と共同して、自社のデザイナーによるオリジナルの商品を開発する手法で、...
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江戸の豪商が生み出した萬古焼の歴史や特徴

萬古焼の歴史は江戸時代中期にまで遡りますが、桑名の豪商の沼波弄山により、三重県の朝日町小向で窯を開いたのが始まりとされています。 弄山は作品が世に変わらず残り続けるように、萬古や萬古不易といった印を押しました。 これが萬古焼の特徴の1つであって、萬古焼の由来にもなっています。
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