伝統工芸品・民芸品

有田焼

ドイツの名窯マイセンの歴史や特徴について

欧米の名窯マイセンは、ドイツを代表する磁器メーカーです。中国では白磁石や青磁石が6世紀ごろからつくられ始めたといわれていますが、西洋では長らく時期の製造ができずにいました。そのため中国や日本から有田焼(伊万里焼)から磁器が輸入されると、これらは金銀の宝石に匹敵するほどの価値があるとして、皇室や貴族の間では非常に重要視されていました。
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飛騨の秘境の焼き物 渋草焼の歴史と特徴

磁器といえば有田焼や伊万里焼、九谷焼が衆目に知られていますが、渋草焼も磁器の一つです。観光地で有名な飛騨高山にその窯元がありますが、たった2つの窯元がその歴史を守っているのです。
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日本の陶磁器コンツェルン 大倉陶園ってどんなメーカー?

大倉陶園は横浜市に本社のある陶磁器メーカーで、世界最大のセラミック産業を構成するグループの一員でもあります。1919年に大倉父子により創立され、日常生活で使用するものより美術的価値のある高級食器作りを得意としています。
有田焼

日本の陶磁器の歴史について

日本では12000年前から、土器が作られていたとされています。次いで古いのが縄文式のもので、これは一般的な用具として約8000年前から作られていて世界で最も古い土器の一つとなってきます。 縄文式のものは、粘土の輪を積み上げて表面から縄などを使ってつなぎ目を圧着することで器にしています。
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波佐見焼を代表するシンプルモダンな白山陶器について

白山陶器は長崎県の波佐見で作られている陶器で、波佐見焼を源とした焼き物です。波佐見焼は慶長の時代に藩主の大村氏が朝鮮から陶工を連れてきたことから始まり、斜面に複数連ねた大きな連房式登窯で大量に食器を焼いてきました。初めは釉薬を使って陶器を焼いていましたが、質の良い土を見つけたことから釉薬を使わない磁器の生産が盛んになりました。
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北陸最古の焼き物?!越前焼の特徴や窯元まで

越前焼は新潟県小地谷地方の伝統工芸であり、2020年8月現在で地域内に4つの窯元が存在します。1981年に国の伝統工芸に指定され、主に花瓶・皿・茶碗が制作されています。越前焼の歴史は850年ほど前の平安時代末期に至ります。 当時は須恵器が作られていましたが、平安時代末期に入ると、常滑の技術を採り入れた焼き締めが登場することになります。 また、最初に作られた窯は越前陶芸村の越前町小曽原とされていて、最初期の越前焼は常滑からやってきた陶工の手により作られていたと考えられます。
有田焼

日本のブルーオニオン ブルーダニューブの歴史と特徴

ブルーダニューブとは日本の陶磁器のブランド名で、約50年の歴史があります。ブルーオニオンという世界的に有名な白磁を受け継いだもので、日本のブルーオニオンともいわれています。 ブルーオニオンは、1739年にドイツのマイセン地方で作られる「マイセン」というブランドの陶磁器を手掛けるJ.D.クレッチマーが発明した青色の着色剤を下絵付けに用い、ザクロ模様が描かれたことから生まれたものです。
伝統工芸品・民芸品

有田焼の老舗深川製磁ってどんなメーカー?

有田焼の深川製磁は明治27年創業の老舗のメーカーです。その歴史は、明治27年に同じく有田町にあった香蘭社の深川栄左ヱ門の次男により設立されました。宮内庁御用達であり、透き通るような青色の染付と赤絵を特徴として、つややかな質感が魅力の一つで...
伝統工芸品・民芸品

常滑焼の歴史や常滑焼の特徴、作家や窯元などを詳しく紹介!

日本の代表的なやきものとなった常滑焼(とこなめやき)の存在ですが、いつどんなときに誕生したかを知る人はあまりいないかもしれません。そこで、今回は常滑焼の歴史を詳しく紹介していくと共に、常滑焼の特徴などについても詳しく説明していきます。
会津本郷焼

伊達政宗も使った!?東北最古の焼き物 会津本郷焼について

会津本郷焼の特徴は、陶器と磁器の両方を製造している点であり、このように同時に両方の伝統を持っているのは窯業においてまれです。陶器はあめ釉と自然灰釉を使用しており、素朴な雰囲気があるのが特徴となっています。逆に磁器は呉須によって染付または和洋絵具により彩画が施されており、描く人の個性が現れます。陶器と磁器の雰囲気は異なる点が多いものの、素朴でおちついた青色系統の色合いが脳裏に残る焼き物になっています。
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