伝統工芸品・民芸品

1000年の伝統をカタチに!愛知が誇る瀬戸焼の歴史と特徴について!!

歴史が深い陶器!日本が誇る三大焼き物の一角「瀬戸焼」の秘密とは?? みなさん、こんにちは!! ここ数日、そろそろ本格的に秋と呼べそうな「爽やかな風」が心地よく感じられつつあるこの季節、いかがお過ごしでしょうか?? 日本の秋から冬にかけて、リラックスできる環境の一つにお茶会と呼ばれる行事がありますね(最近はそのような重々しい雰囲気の「行事」と言われなくなった感じもしますが)^^!!織田信長や豊臣秀吉が実質上、世を収めていた時代、そう安土桃山時代により盛んになった流行、それがお茶会です!! そして、その歴史の煽りをうけ日本全国に普及されていった焼き物に「美濃焼」と呼ばれる美濃の国(現在の岐阜県)で多くの陶器が作られてきました!前回は、その「美濃焼(織部焼や志野焼)の歴史と特徴」をお伝えしましたが、今回みなさんにご紹介したいのは、その岐阜県を含む中京エリアの一つ、瀬戸(愛知県)で生まれ育った伝統工芸品である「瀬戸焼」になります!! 現在の愛知県でも、古い歴史を持つ伝統工芸品(ブランド)として、守るべき文化として、そして日常生活で使うことのできる私たちの生活の一部として、日本から世界へ発信されるべき「(愛知県の誇り)瀬戸焼の歴史と特徴」そして「ご自宅で瀬戸焼が買えるおすすめの通販サイト」に関する情報まで、簡単にご紹介させていただきたいと思います^^!! 愛知を代表して日本、そして世界へ!歴史が深い陶器「瀬戸焼」の歴史と特徴について!! 実は「瀬戸焼」とは、数多くある日本の焼き物の中でも「日本3大焼き物」として取り上げられるほどの高い影響力をもつ焼き物の一つであります!! 他の二つは「有田焼(伊万里焼)」と「美濃焼」になりますが、有田焼(伊万里焼)に関しては「日本最古の磁器で、かつ日本国内で最も古くから、赤い色の絵付け技法を浸透させた焼き物(有田焼三洋式の柿右衛門様式と呼ばれる技法)」を完成させていたり、美濃焼に関しては「古来、シンプルな志野焼から赤色・青色・黒色の着色を釉薬によって模様付きで描き、日本人が最も多く日常生活で使う(和食器で60%以上)、我々の生活にとって欠かせない陶器の焼き物」としての存在感を国内社会に与えてきました!! では、その二種類(有田焼と美濃焼)に対して、瀬戸焼はどんな歴史や特徴をもって、日本の歴史の中で生まれ「日本三大焼き物の一角」として君臨してきたのでしょうか??本記事では、その「瀬戸焼」についての情報(歴史や特徴)について簡単にご紹介しちゃいたいと思います^^!! 「瀬戸焼」の歴史について!! 先ず「瀬戸焼」の歴史についてみていきましょう!! 瀬戸焼が誕生したのは、現在の愛知県瀬戸市のエリアで「本格的に作られ始めたの鎌倉時代」になってからです!ただ、その地で焼き物が焼かれ始めたのはもっと古くからの「古墳時代」といわれています!! では実際、愛知県の近く「東農地方(現在の岐阜県)で誕生した美濃焼(志野焼や織部焼)はどうだったのか??」と言いますと、秀吉や信長の時代から主流の作品が作られることになるので「鎌倉時代より後の安土桃山時代から」ということになり「瀬戸焼」と呼ばれる焼き物はかなり古い歴史をもっている日本の伝統工芸品(焼き物)といえるものなんですね!! また瀬戸焼は陶器と呼ばれる焼き物で「(磁器とは違い)焼き物を作るための材料として陶土と呼ばれる土」を使って作品を作っていきます!!これに対して、有田焼は「陶石と呼ばれる石」を材料にして作品を完成させていくスタイルをとっています!ちなみに、有田焼の文化が日本国内で花開いたのは、豊臣秀吉の朝鮮出兵により来てもらった李参平(りさんぺい)と呼ばれる焼き物作家さんが日本を旅しながら、上質な陶石を見つけ日本初の磁器を作ってもらった、というのが有田焼の歴史らしいです(なので有田焼の歴史は未だ若く400年ほどなんですね)!! そして、瀬戸焼は日本で最も古くから「釉薬(うわぐすり:ゆうやく)」を用いて陶器を完成された最古の焼き物として知られています!!釉薬というのは「素焼きした焼き物の強度を高めるため、つるっとした触り心地をつけるため、また作品に鮮やかな色をつけるため、に(作品の焼成前に)事前に満遍なく塗っていく化学薬品のこと」をいいます!!これを使って作品が完成されたきたのが「瀬戸焼」と呼ばれるもので、他の焼き物に先んじてお茶会やその他の用途で、その伝統工芸品がたくさん日本の社会(国内)へ供給されてきたんですね!! 瀬戸の焼物の歴史(~鎌倉時代) 瀬戸のあたりで焼物が作られ始めるのは非常に古く、古墳時代にまでさかのぼります。 しかし、瀬戸の焼物が他の地域の焼物とは違った特色を発揮するようになるのは、 だいたい鎌倉時代の初めごろのことです。 日本の焼物には、地域ごとに強い個性がありますが、 瀬戸で作られたものの一番の特徴は釉薬(ゆうやく・うわぐすり)がかけてあること陶器だったということです。 鎌倉時代に日本で釉薬をかけた焼物を作っていたのは、瀬戸が唯一で、 他の地域で作られていた焼物のほとんどは、釉薬をかけていないものでした。 鎌倉時代、この時代のいわゆる古瀬戸の手法は、紐づくりをし、別に挽いた口頸部を付けてから、外部の全体を轆轤で仕上げるやり方であったそうです。灰釉や鉄釉を施し、「胎土の柔らかいうちに印を押して陰文を施す陰花文」「ヘラ・釘・櫛などによって彫りつける画花文」「粘土を器全体に張り付ける貼花文」などで陶器を飾るようになります。志野のさきがけとも思われる長石粉の使用が見られました。 室町時代。この時代の見るべきものは天目茶碗と茶入です。天目茶碗には、舶載にはない和風の質の高いものが見られます。 桃山時代の入り、この時代に侘び茶が完成します。唐物から和物の中に美を見いだし茶会を変革させたのです。 瀬戸の茶壺・茶入れは茶人の鑑賞に十分耐えうる品格まで磨き上げられたのだそうです。一方、戦国時代の瀬戸は「瀬戸山離散」の言葉通り、瀬戸の地を離れて、美濃などの各地で瀬戸ものが焼かれるようになってきました。 「瀬戸焼」の特徴について!! これほどにまで有名な瀬戸焼ですが、現在の瀬戸焼は一部の茶器を除くとこれといった特徴があまりありません。 強いて瀬戸焼の特徴をあげるとするなら、瀬戸焼は、古典的な焼き締めの壺から素朴な化粧土が施された花瓶や民芸調の絵が描かれた皿などの陶器に至るまで、その種類が豊富で全国の陶器のスタイルを一度に楽しめるという点があげられるのではないでしょうか。 瀬戸焼が、素朴な民芸調から優雅な染付けまで、全国の陶器を模倣できているのにはいくつかの要因があげられます。 そのひとつとされるのが、市内の採掘場から良質な陶土や陶石が豊富に出土していることです。中でも、石英分を多く含んだ赤津蛙目粘土(あかづがいろめねんど)は陶器の主原料となり、可塑性の高い本山木節粘土は陶磁器の主原料となっています。 千年の歴史が語るように、瀬戸焼きには色んな顔があり正直固有のスタイルは見付けにくいと思います。 また陶器と磁器の2つが混在することもおもしろいですよね。瀬戸焼きにはどのようなスタイルも咀嚼し、自分のものにする力があり、そしてそれが魅力といえるのではないでしょうか。 また和食器や洋食器まで全ての種類を生産できる技術力とそれを支える良質な陶土・磁石を無尽蔵に持っています。 分類:陶器、磁器 産地:愛知県瀬戸市 歴史:平安時代〜 「日本六古窯」の一つで、陶磁器は総じて“せともの”と呼ばれるほど有名。志野、織部、瀬戸黒、黄瀬戸など旧来の陶器は「本業焼」、白い磁器に絵付けをした近年主流の瀬戸染付焼は「新製焼」と呼ばれる。 愛知県(瀬戸市)に行かなくても、ご自宅で「瀬戸焼」が購入できるおすすめの通販サイト 瀬戸焼の歴史と特徴をざっくりとご説明しましたが、最後にやはり「通販サイトからも上質な瀬戸焼が購入できるサイト情報」ものせておきます!! リンクも添付しておくので、ぜひご覧になってみてくださいね^^!! 今回、「瀬戸焼の通販サイト」ということでご紹介しますのは、前回(美濃焼の通販サイト)の中でもご紹介させていただきました「あーと青仁」さんというサイトになります!! 本サイトは、人気の「美濃焼・瀬戸焼」にしぼったネットショップということで、その商品の揃い具合の豊富さもさることながら、その(商品の)探しやすや(例えば「作家で作品を探すことも・形で作品を探すことも・釉薬(焼き物の表面の模様)でも探すこと」ができます)は他の陶器の販売サイトでも類を見ないほど使いやすいサイトになります(ただし、有田焼や九谷焼のような磁器専門サイトではありません)!! 探すことができるのは、高級ギフトから、アウトレット商品まで、幅広い用途で用いる「自分だけの瀬戸焼グッズ」ぜひ、「あーと青仁」さんから探して見てくださいね^^!!
結婚記念日

【これからの想い出作りに】1周年から60周年までの結婚記念日の一覧

結婚をお祝いする上で、必須の知識!結婚記念日(英語ではwedding anniversary)のお祝いイベントについて!! 毎年、結婚記念日(英語ではwedding anniversary)をお祝いしていますでしょうか? 結婚してから最初の3年くらいは御祝いしていたけれどだんだんと御祝いしなくなってきたという御夫婦は少なくありません。 結婚記念日も各年によって名前がつけられていることをご存知でしたでしょうか。 それぞれの結婚記念日に意味がありますので、知っていると役立ちます。
有田焼

江戸(東京)から世界に誇る「日本の伝統工芸(文化)」代表的作品とは!

東京オリンピックまでに知っておこう!紹介したい江戸の伝統工芸品について!! 江戸幕府が開かれてから約300年の間に、様々な文化が誕生してきました。 もちろん伝統工芸も例外ではなく、伝統を受け継ぐ後継者により完成される芸術品は、数百年経った現在でも根強い人気を誇っています。 では江戸の伝統工芸にはどういうものがあるのか、代表的なものを幾つか紹介します。
伝統工芸品・民芸品

岩手県が生んだ長く使える芸術品!高級タンス「南部箪笥」とは!?

今回は、その日本の歴史の中で長く愛用されてきた「箪笥」のブランドとして最も有名な東北地方・岩手県発祥の伝統工芸品である「南部箪笥(なんぶだんす)」について詳しくご紹介していきたいと思います^^!!
有田焼

佐賀県有田町の名所トンバイ塀通りのご紹介

佐賀県の西部に位置している有田町は日本の伝統工芸品の1つに数えられる有田焼の産地とて有名です。有田は豊かな自然に恵まれたエリアで、観光に訪れる人も多くいます。この辺りには歴史や自然が身近に感じられるいくつもの名所がありますが、その中でも観光客からの人気を集めているスポットの1つには「トンバイ塀通り」も挙げられます。
JTOPIAについて

【必見】JTOPIAギフトが楽天へ出店しない理由!!

みなさん、こんにちは^^!! JTOPIA記事では、みなさんにとって「特別のお祝い事(イベント)」に向けて贈る「(通販限定の)高級有田焼ギフト」のご紹介をさせていただいてますが、今回の記事は商品のご紹介に関してではなく「なぜJTOPIAのギフト商品は楽天で購入できないのか??」がテーマになります!! 
有田焼

150万人を超える日本最大の陶器市!有田焼陶器市と有田の観光名所

日本人はとても焼き物が好きな人種です。 他の国の人々ももちろん、毎日の生活の中で食器や花瓶などの焼き物を使っていますが、日本人は生活の様々な場面に焼き物を取り入れています。 リビングや玄関を飾る置物や、トイレの便器でさえ実は焼き物でできているのです。
伝統工芸品・民芸品

一挙に解決!有田焼と伊万里焼の違いとは?特徴や歴史、3大様式って?

有田焼と伊万里焼ってそもそも何? こんにちは、JTOPIAの佐藤です。 日本の焼き物といえば有田焼や伊万里焼が有名ですが、この2つは何が違うかご存じですか?有田焼とは、佐賀県有田町周辺の地域で焼かれた磁器の総称です。約400年前に誕生し、日本における磁器の起源となっています。 当時、有田に定住した朝鮮半島の陶工たちが陶器の製法に磨きをかけ、さらに柿右衛門らが色絵磁器を生み出し有田焼の技術はますます進化していきます。 17世紀後半になるとその芸術性の高さが評価され東インド会社が有田焼を買い付けるようになるのですが、これらの有田焼を伊万里の港から輸出していたことから「伊万里焼」と呼ばれるようになったということです。つまり、もともと同じものなのですね。 有田焼の特徴と原材料 焼き物は、大別すると土器、陶器、石器、磁器に分けられますが、有田焼は磁器になります。 磁器とは陶器よりも更に硬質な部類の焼き物です。 薄くて軽い仕上がりで華奢な印象ですが、1300度の高温で17時間以上かけて焼成されているために、 実際には硬くて丈夫で耐久力もあります。また、指で軽く弾くと、澄んだ高い金属音がします。他の焼き物に比べるとツルツルとしている触り心地も有田焼の特徴です。磁器愛好家の中には有田焼のなめらかな肌触りがたまらないという人もいらっしゃいます。 硬くて耐久性が高く割れにくい上に軽くて薄いので、昔から日本全国の殿様級の人々に珍重されてきました。 原料としては当地で採掘される粘土の鉱石である泉山陶石や天草陶石などが用いられており、製造するための技術はもちろん重要なのですがこの二つの陶石は強度が高く美しく焼きあがるという特徴があるため他の土を配合する必要が無く、単独の陶石のみを使用して磁器が製造できるのは世界的に見てもこの二つの陶石のみといわれており、当地が日本磁器の起源となったのも原料に恵まれていたというのが大きかったといえます。 天然陶石の特徴としてもう一つが、透き通るような白です。かつてはその特徴から欧州の貴族より”白い金”と賞賛を浴びたこともありました。 透明感ある白磁の有田焼は絵柄のキャンパスとしてもふさわしく、磁肌に描かれた絵付けの美しさでも評判になり。 古伊万里や柿右衛門、鍋島等の様式があり、ヨーロッパの陶器に多大な影響を与えています。 今でもヨーロッパでは有田焼の人気は高く、現在にも通じる世界最高の磁器だったことが判ります。 有田焼400年の歴史 有田焼が生産される以前の国内では陶器の生産が主となっていたのですが、17世紀に発生した豊臣秀吉による文禄・慶長の役の2回の出兵の際に朝鮮から多くの陶工が連れてこられたことにより国内では初となる国産の磁器として1610年代より生産が始まりました。 つまりこの有田が日本磁器の起源といえるのですが、初期に作られた伊万里焼は白磁に青で模様を表した染付磁器で、これは当時の中国の技法ではなく朝鮮で主に用いられていた技法となります。 やがて有田で窯が増える中で濁手の乳白色の生地に赤を主調として文様を描いた柿右衛門様式や、金彩がはいる豪華絢爛な金襴手なども登場するようになります。それらは東インド会社を通じ、世界中に輸出されることになり、欧州の王侯貴族から絶賛を浴びることになります。 欧州の名窯 マイセンに影響を及ぼした有田焼! 有田焼のことを調べていると「柿右衛門様式」という言葉をよく耳にしませんか? 柿右衛門とは酒井田柿右衛門のことで、初代は江戸時代、有田の地で活躍しました。乳白色の地肌に赤色系の色絵を描くその手法を、柿右衛門様式といいます。 柿右衛門の作品は17世紀後半にはヨーロッパに多数輸出され、王侯貴族の間で絶大な人気を博したそうです。ドイツの名窯で世界的に有名なマイセンは、「東洋の美しい磁器に匹敵するようなものをつくれ」というポーランド王からの命を受けて開かれたといわれています。 なお、JTOPIAでは、柿右衛門様式の継承者として名高い小畑裕司氏の作品を多数取り扱っています。柿右衛門様式ならではの余白の美を活かし、可憐な桜の絵図を描いた「色絵銘々桜図」のシリーズは、特に人気を集めています。 小畑氏の作品は、その美しさ、クオリティの高さが認められ天皇皇后両陛下への献上品にもなりました。 JTOPIAは、小畑氏の仁窯(じんがま)最大の取り扱い店です。湯呑やお茶碗などはもちろん、コーヒーカップ、絵皿、花器など、さまざまな商品が揃っています。 誕生日や結婚祝い、長寿祝いなど大切な方へのギフトとしてふさわしい品格を持っているため、自信を持ってお贈りいただけるかと存じます。 知っておいて損はない!有田焼の三様式!! 日本で最も有名な工芸品ブランドとして知られる「有田焼」ですが、「陶磁器に描いた美しい絵付け模様(文様)」の特徴の中でも、最も強調すべき3種類の有田焼(絵付け)様式である「有田焼三様式」から柿右衛門様式、鍋島藩窯(色鍋島)様式と古伊万里様式をご紹介し、その代表的な(有田焼)模様の特徴についてお教えします!! 現在、有田・伊万里焼は「古伊万里」「柿右衛門」「鍋島」の3つの様式に大別されています。「古伊万里」とは名前の通り、江戸時代に焼かれた古い伊万里焼のことを指します。「柿右衛門」は余白を活かした色絵が特徴で、「鍋島」は17〜19世紀にかけて鍋島藩直営の御用窯で献上品として特別につくられたものです。乳白色の上に余白を活かした日本独特の花や鳥や景色をそれまでの色彩とは違い赤や青、黄色や緑を使って表現したものです。 のちに紫や金も使うようになりますが、左右非対称に絵付けをしたり、もみじに鹿などの決まったパターンの特徴的な図柄があります。 鍋島様式は、さらに色鍋島、藍鍋島、鍋島青磁があります。 特に色鍋島は大名などが使った献上品としての需要が多く、特に格調があって人気が高いです。 古伊万里様式は、赤や金の色鮮やかな磁器です。 白い磁器に青で絵付けし、金などを贅沢に使って模様を描いた一品です。 絵柄は豪華で輸入用としても多数作られました。 現在の有田焼の特徴 誕生して400年を迎える有田焼は、佐賀県有田町を拠点にして作られる陶器の総称です! 有田焼の特徴をひと言で表現するなら、まず第一に、透き通るような白磁の美しさがあげられます。磁器独特の肌合いを生むのは白く硬い陶石という石です。有田の泉山で陶石が初めて発見したのが磁器づくりの始まりであり、有田焼はこの陶石なくしてはあり得ませんでした。 有田焼は磁器の滑らかな触感と硬くて丈夫なため、日常の食器としても愛用されてきましたが、その一方で藩の伝統工芸として格調高い作品も作られてきたことも大きな見どころといえます。 400年の歴史を持つ有田焼ですが、伝統を活かしながら進化を続けています。 現在の有田焼は日本のみならず世界レベルで選ばれる磁器です。 近年、人気の高い有田焼としては、白磁の透かし彫り技術を活かしたものや釉薬を最大限に活かした作品等があります。 日展特選に選ばれた有名作家さんもいらっしゃいますし、皇室献上品も有田焼には多いのです。 有田焼では、磁器のランクを明確に規定しています。 アウトレットやワゴン品のB級品、一般の量販店などにあるA級品、通常のルートでは買えない特A商品があります。 有田焼の窯元は100軒以上ありますが、その中でも有名窯元や有名作家さんはごく一部です。 高級有田焼と言われる特A商品は希少価値が高く現在の有田焼を代表する作品が多いのです。 日本の磁器の元祖である有田焼は、他の陶磁器とは違う特徴があります。 有田焼の特徴を知ることで日本の磁器の歴史も感じることができるのです。 400年前から人々に愛され続けてきた有田焼。JTOPIAでは、特に品質が優れている特Aの商品のみを厳選していますので、大切な方へのギフトとして自信を持って贈っていただけます。 九谷焼と有田焼の違い、歴史と特徴 JTOPIA:生活感がイメージできる食器から新築祝いのギフトまで! 安倍総理によるルクセンブルク訪問の際、ルクセンブルク首相への贈呈記念品に【献上手古伊万里焼】染錦本金吉祥紋蓋付夫婦湯呑 【天皇皇后陛下献上記念品】夫婦湯呑 色絵銘銘桜図の2品が選ばれました。 品揃えも豊富で迷いました。梱包などもしっかりしてて満足してます。 機会があれば、自分用のも買ってみたいです。 高品質なものを取り扱っているショップだと思います。ぜひこれからもこの方針で長く続けてほしいと思います。 JAPANが生み出した伝統工芸品「有田焼」!今やその人気は国内にとどまらず海外まで!ここでは、そのJAPANが誇る「有田焼の特徴」を始めとして「伊万里焼と何が違うの?」から「久谷焼と何が違うの?」そして「有田焼の模様を代表する三様式(3種類の模様)」まで簡単に教えちゃいます!! 有田に定住した朝鮮半島の陶工たちが陶器の製法に磨きをかけ、さらに柿右衛門らが色絵磁器を生み出し有田焼の技術はますます進化していきます。 17世紀後半になるとその芸術性の高さが評価され東インド会社が有田焼を買い付けるようになるのですが、これらの有田焼を伊万里の港から輸出していたことから「伊万里焼」と呼ばれるようになったということです。つまり、もともと同じものなのですね。 江戸時代初期、それまで磁器生産がなかった日本で、朝鮮から渡ってきた陶工による技術で日本初の磁器が現在の佐賀県有田で生まれました。そして有田及びその周辺(波佐見、三河内など)で焼かれた磁器が近くの伊万里津(津とは港の意味)から船で出荷されたため、消費地からは伊万里からやって来たやきもの、ということで「伊万里」、「伊万里焼」と呼ばれたのです。 有田焼は伊万里焼と呼ばれることもあります。これは有田焼が他の地域へ運ばれる時、十数キロ離れた伊万里港まで運ばれ、そこから船で全国、もしくは海外に旅立っていったからです。そのため、外国では「imari」という呼び方が定着しています。 有田焼三様式:柿右衛門様式とは? 柿右衛門様式は濁手とよばれる乳白色の下地に、余白を強調しながら、繊細な黒い線と赤・緑・黄・青の色で花鳥風月を描いているのが様式の特徴です!また絵柄は左右対称に描かれているのが基本です!! 有田焼三様式:鍋島藩窯様式とは? 鍋島藩窯様式とは、青みを帯びた地肌に裏文様が描かれ、くし高台が施されているのが特色となります!技法的には3つに分かれています!「色鍋島」は染付を基本に赤と青、緑が用いられた技法が特色で、古くから藩主が使用する食器や、幕府などへの献上品とし用いられました!「藍鍋島」は藍色で精緻に描かれた図柄が見事です!「鍋島青磁」は文字通り、自然の青翠色が際立つ技法です!! 有田焼三様式:古伊万里様式とは? 古伊万里様式とは江戸時代に生産されたもので、濃い藍色の染付に金襴手と呼ばれる赤や金の絵の具を施した、絢爛豪華な模様が特色です!! かつて日本では江戸時代に広く流通していた「古い伊万里焼」を指す「古伊万里焼様式」の有田焼! そのファンは国内にはもちろん、ヨーロッパやアジアのみならず広く海外へ輸出され、古伊万里焼様式の作品は歴史的に深く親しまれてきました!それは後にお伝えする「柿右衛門様式」と「鍋島様式」以外に属する作品たちです!! ここではその「古伊万里様式」の作品の中でも、極めて代表的な様式技術「染付」と「金欄手」についてご紹介します! 王族や貴族たちを魅了してきた「献上手古伊万里焼」とは!? 【天皇皇后陛下献上記念品】夫婦湯呑 色絵銘々桜図 安倍総理によるルクセンブルク訪問の際、ルクセンブルク首相への贈呈記念品に【献上手古伊万里焼】染錦本金吉祥紋蓋付夫婦湯呑 【天皇皇后陛下献上記念品】夫婦湯呑 色絵銘銘桜図の2品が選ばれました。 退職なさる部長のお祝いを探して悩んでいたのですが、とてもお洒落な女性で、皆でなかなかないようなあっと驚く商品はないかと思っていたところ、桜の描かれた湯呑を見つけて一目惚れしました。描かれた桜とその余白が大変お洒落で、まさに私が探していたものでした。部長にも、どこで見つけたの?と言っていただき、思った以上に、喜んでいただきました。 天皇皇后両陛下御献上の栄誉に浴した、仁窯の銘々湯呑です。JTOPIA特別限定品となります。 桜の湯呑をそれぞれ組み合わせてお送りします。なめらかな柿右衛門調の白磁が色絵の繊細さと色合いの品格を高めております。極細の総手描きの逸品であり、いずれの湯呑も絵柄が異なる世界に一つだけの夫婦湯呑としてご愛用いただけます。現代日本屈指の美をご覧ください。桐箱付、ご贈答にも好評です。 【有田焼】飾絵皿(大)色絵魚紋 艶やかな丸い白磁の中に、海中の世界が描かれています。 紅色のカサゴが大きく口を開けた様子、紺碧のミノカザゴの、ヒレが揺らめく様子、ウロコ、その精緻な筆致をご覧下さい。海底のイソキンチャク、ヒラメの模様、エビ、蛸の吸盤、すべてが驚愕のタッチです。カワハギの表情や、遠くに泳ぐイカや青魚も、余すところなく細微に描かれています。海の中を覗くように、時を忘れて見入ってしまいそうです。 一枚の絵として、一つの美術品として、空間を格調高く彩ってくれます。 日本の伝統美と現在の斬新な感覚を備えた逸品は、大切な人への特別の贈り物に、法人様への記念の品に、海外の方へのギフトに、多くの方に好評をいただいてまいりました。 日本人なら聞いたことが多いと思われる伝統的な焼き物「有田焼」ですが、佐賀の有名な焼き物で「伊万里焼」の名前を聞いたことがある人も多いと思います!今回の記事では、この「有田焼と伊万里焼の違い」に関してみなさんにお伝えしていこうと思います!!

JTOPIAについて

JTOPIAで陶器本体への名入れを行っていない理由

お客様から「JTOPIAさんでは陶器への名入れサービスはやってないの?」とお問い合わせをいただくことがあります。 残念ながら私どもでは、陶器への名入れは行っておりません。それには理由があります。
有田焼

古伊万里とは!?数百年前に海を渡った世界的骨董品

何でも鑑定団での骨董品やヤフオクでのアンティークオークションなど、様々なところで目にする古伊万里の文字ですが、そもそも古伊万里とは何なのでしょうか?その歴史や特徴、価値の見分け方までひも解いてみましょう。
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