ドイツの名窯 ローゼンタールの歴史と特徴

世界の工芸品

 ローゼンタールは、ドイツで誕生したヨーロッパを代表する磁器メーカーです。その歴史は1879年にフィリップ・ローゼンタールが、ドイツ南部にあるバイエルンに工房を開いたことから始まります。他のメーカーから仕入れた真っ白な磁器に、絵付けを施して販売したのです。1891年には良質な陶土がとれるゼルブに自社工場を建設し、高品質な磁器を製造・販売するようになりました。その後は芸術性の高い独創的な製品を作り出すことに精力を傾け、クリエイティブなコレクションを次々に世に送り出していったのです。著名なデザイナーや芸術家たちともコラボレーションし、高品質な作品を生み出しています。その中には世界のデザイン賞を受賞した作品もあります。

ローゼンタールの特徴

 ローゼンタールの特徴は、類まれなデザインと伝統の技が融合しているところです。時代を超えても変わらない輝きを放つものばかりで、ドイツ製品ならではの精緻で質の高い製品が世界中の人々に愛され続けています。モダンなスタイルを発信している「スタジオライン」やヨーロピアン・エレガンスを伝えるための「クラシック」、カジュアルな雰囲気の「トーマス」等のブランドがあります。

魔笛シリーズ

 ローゼンタールの代表的なテーブルウェアを幾つか挙げると、まずスタジオラインの魔笛シリーズです。デンマークのアーティストであるビョルン・ヴィンブラッドがデザインしたもので、モーツァルトの代表的なオペラ「魔笛」をモチーフにしています。非常に独創的なデザインで、テーブルウェア史上最高の傑作と呼び声高いコレクションです。

スオミ

 それからスタジオラインの「スオミ」も根強い人気を誇るシリーズで、1976年にティモ・サルパネヴァが発表しました。ティモ・サルパネヴァは、イッタラ社のガラスデザインを担当したことでも知られます。北欧モダンを代表するデザイナーで、スオミのシンプルで機能的、温かみのあるデザインは多くの人から愛されています。

ラブストーリー

 また、スタジオラインの「ラブストーリー」もローゼンタールで人気の高いシリーズです。キティ・カハーンがデザインしたテーブルウェアシリーズで、夢の国のカップルをロマンティックに描いています。ポップで印象的な色使いが魅力で、毎日の食卓がワクワクするように楽しくなります。恋人たちが出会い、恋をして世界一周旅行へと旅立つ物語が描かれています。 そしてスタジオラインのマジックガーデンもローゼンタールでは人気のコレクションの1つです。スイス生まれのデザイナーであるサーシャ・ワルコフがデザインを担当したシリーズで、そのパターンや色使いはとても独創的で見る人の目を惹きつけます。ブロッサム(花)・フォーリッジ(葉)・シード(種)の3種類の植物をモチーフに、シンボリックに表現しています。とても芸術性に優れたコレクションなので、日常にアートを取り入れたい人におすすめです。プレゼントなどにも最適で、お祝いとして贈るのも喜ばれます。

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