結婚55周年を祝うエメラルド婚式におすすめのプレゼント

エメラルド婚とは|結婚55周年のお祝いに贈りたいとっておきのプレゼント結婚記念日
何年経っても夫婦にとって大切な日である結婚記念日。

結婚してからの月日を思い出し、相手への感謝や愛情を改めて感じる方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、銀婚式や金婚式などと同じように、結婚記念の節目であるエメラルド婚式についてご紹介したいと思います。

そもそもエメラルド婚とは?

エメラルド婚とは
エメラルド婚とは、結婚55周年を記念して行われるお祝いです。

結婚50周年の大きな節目である金婚式。その5年後に、さらに5年間仲良く過ごせた夫婦をお祝いします。

エメラルド婚は、エメラルドの宝石に「深く静かで尊い夫婦の生活」をなぞらえたのが由来と言われています。

ちなみに、結婚記念日の風習はイギリスが発祥の地で、日本では明治天皇が「大婚二十五年祝典」として「銀婚式」を行ったことを機に広まりました。

結婚15年目までは毎年、それ以降は5年ごとに60周年まで結婚記念日をお祝いする風習があります。

数え方は、結婚した年を0年目とし、年を重ねるごとに1年、2年…と数えていきます。

1年目紙婚式
2年目藁婚式(綿婚式)
3年目革婚式
4年目花婚式
5年目木婚式
6年目鉄婚式
7年目銅婚式
8年目ゴム婚式
9年目陶器婚式
10年目錫婚式(アルミ婚式)
11年目鋼鉄婚式
12年目絹婚式
13年目レース婚式
14年目象牙婚式
15年目水晶婚式
20年目磁器婚式(陶器婚式)
25年目銀婚式
30年目真珠婚式
35年目珊瑚婚式
40年目ルビー婚式
45年目サファイア婚式
50年目金婚式
55年目エメラルド婚
60年目ダイヤモンド婚

エメラルド婚のお祝い方法は?予算は?

エメラルド婚式のお祝いプレゼントの方法や予算とは?
結婚50周年である金婚式は予算を多くとる傾向に、一方エメラルド婚では予算1~3万円程度と、そこまで費用をかけずにお祝いする家族が多いようです。

プレゼントを渡したり、カジュアルなレストランでの食事や、家でホームパーティーを開いたりすることが一般的です。

小規模であっても、家族でお祝いすることによって当事者も周りの家族も幸せな気持ちになれるでしょう。

後述する長寿のお祝いを兼ねる場合は、盛大にお祝いすることもあります。

長寿のお祝いを兼ねることも

エメラルド婚式を迎える夫婦は、77歳の喜寿や80歳の傘寿、88歳の米寿をエメラルド婚と同時に迎えることも珍しくはありません。

その場合、結婚記念と長寿祝いを一緒にお祝いしても良いでしょう。

2つのおめでたいことが重なると、家族全員がハッピーな気分になれますよ。

エメラルド婚におすすめのプレゼント

エメラルドの宝石言葉は、「幸運・幸福・夫婦愛・安定・希望」とされ、「愛の宝石」とも呼ばれています。

エメラルドを身につければ、人間として成長し、知恵や忍耐力もつくとされ、愛を育み長続きさせることができるとされているのです。

エメラルド婚という名称になぞらえ、エメラルド宝石やエメラルド色の食器などをプレゼントし、「幸運・幸福・夫婦愛・安定・希望」のメッセージを伝えられる方が多くいらっしゃいます。

今回は、そんなエメラルド婚のおすすめのプレゼントをご紹介していきます。

エメラルド婚に人気のギフト 有田焼ペア湯呑 翡翠鈞窯

エメラルド婚で喜ばれる贈り物・プレゼント1
古来より「貴人の器」として重宝されてきた均窯。

この天空の美しさは別名「天青」とも言われ、歴史の数々の場面を紡いで参りました。

鈞窯は一つの釉から溢れ出す色幅の豊かさも特徴の一。

オーシャングリーンを基調としつつ、時として内外に生じる紫紅柄の抽象的な文様は、天体望遠鏡で覗いた星雲の如く幻想的な釉景色を楽しめ、深海やオパールとも謳われるほどです。

豊かな色現に纏った絹のような磁器肌は普段使いの実用に富んだ夫婦湯呑みに仕立てられており、エメラルド婚の贈り物に最適。

また、その個性的な彩色は食卓に凛とした存在感を与えるおすすめの逸品でございます。

エメラルド色の高級プレゼント 翡翠鈞窯コーヒーカップ

エメラルド婚で喜ばれる贈り物・プレゼント2
「均窯」の歴史は古く、今から約1000年の系譜を辿ります。

深海やオパールを彷彿させる奥深い魅力を秘めた鈞窯はかつてシルクロードを越えて世界へと渡り「貴人の器」として重宝されて参りました。

釉景色に時折浮きたつ薄ピンクの斑紋も鈞窯の個性ならではで、器を唯一無二の存在に引き立させております。

青磁よりも鮮やかかつ淡い艶を帯びた幽玄な輝きは現代まで讃えられ続けており、本作の宝石のような伸びやかなエメラルドグリーンは、昨今エメラルド婚に人気高いひと品の一つ。

かつての王朝と共に歴史を彩ってきた宝飾品のカップでくつろぎのティータイムはいかがでしょうか。

ご希望に応じてペア用の桐箱でのお仕立て上げも可能です。

【有田焼】新マグカップ 翡翠鈞窯

エメラルド婚で喜ばれる贈り物・プレゼント3
宝石のような美しさを持つしっとりとした翡翠色は安息と癒しのひとときを感じさると人気の高い彩色です。

特にオパールや深海を連想させるオーシャングリーンの和やかで落ち着いた色合いは、人生を歩んできた大人達の遊び心をくすぐり、エメラルド婚をはじめとした高級ギフトに最適なマグカップとなっております。

幽邃な美を放つ青釉陶である本作 鈞窯の歴史は大変古く、誕生から10世紀を超えた今では数々の博物館に文化財として所蔵されるほど讃えられ続けて参りました。

天体望遠鏡で覗いた星雲の様に幻想的な釉景色とも称されるエメラルド色を特別な贈り物としていかがでしょうか。

格別の機会に特別なペア用桐箱にお入れしてのお届けが可能です。

エメラルド婚でプレゼントしてはいけないものはある?マナーやタブーなど

結婚記念日のお祝いも、立派な冠婚葬祭です。

最近では、プレゼントのタブーは重要視されなくなってきました。

しかし、せっかくプレゼントをするなら、冠婚葬祭でのプレゼントのマナーやルールを守って相手に不快な思いをさせないようにしましょう。

ハンカチ

エメラルド婚でプレゼントしない方がいいもの:ハンカチ
ハンカチは「手巾(てぎれ)」とも言い、贈ることは「手切れ」の意思表示だという考え方があります。

また、日本では亡くなった方の顔に白いハンカチ(布)をかける習わしがありますから、白いハンカチもタブーです。

どうしても贈りたい際には色物や模様のあるものを選ぶようにしましょう。

櫛(くし)

エメラルド婚でプレゼントしない方がいいもの:櫛
読み方の音で「苦」や「死」を連想させる「くし」は縁起が悪い贈り物です。

日本茶

エメラルド婚でプレゼントしない方がいいもの:日本茶
香典返しによく用いられるイメージがあるためか、お茶はお祝いごとでは避けられる傾向があります。

しかし、受け取る側にとっては使い勝手がよいものです。

華やかなパッケージや包装紙などを用いて、お祝いらしい明るい雰囲気を出せば問題ないでしょう。

印鑑

エメラルド婚でプレゼントしない方がいいもの:ハンコ
「責任を持て」という意味が込められるため、目上の人に贈るのは避けた方がいいでしょう。

時計・かばん

エメラルド婚でプレゼントしない方がいいもの:カバンや時計
「もっと勤勉に」という意味があり、目上の人に贈るときには注意が必要です。

親しい間柄なら問題ありません。

筆記用具

エメラルド婚でプレゼントしない方がいいもの:筆記用具
万年筆やボールペンをはじめとした筆記用具は、「これを使ってがんばれ」という意味合いがあります。

子供や部下に贈るのは良いですが、目上の方には贈らないようにしましょう。

ベルト

エメラルド婚でプレゼントしない方がいいもの:ベルト
こちらも「気を引き締めて」「腹をくくって」という意味があり、目上の方には不向きです。

履物・マット類

エメラルド婚でプレゼントしない方がいいもの:履き物
靴やスリッパなどの足に身につける物は「相手を踏みつける」という意味合いがあるのでタブーとされています。

靴下や下着は「下」がついていて「下に見ている」という意味があります。

目上の人へはNGですが、親しい間柄ならとくに問題ありません。

エメラルド婚のお祝い金額はいくら?ご祝儀袋の書き方は?

お祝いを包む場合の相場は、5,000円~1万円です。

ご祝儀袋は下記仕様を選びましょう。

水引:紅白や金銀の蝶結び

のし:あり

表書き/上書き:「エメラルド婚式御祝」「祝 エメラルド婚式」「御祝」など

表書き/姓名:上書きよりやや小さめのフルネーム

プレゼントにメッセージを添える場合の文章は?

プレゼントにメッセージを添える場合は、下記を参考にしてみてくださいね。

  • エメラルド婚おめでとうございます。結婚55周年、これからも健やかに愛情深くお過ごしください。
  • エメラルド婚おめでとうございます。エメラルドの宝石言葉でもある「安定」の通り、今後さらに安定した夫婦愛が育まれますように!
  • エメラルド婚おめでとう!これからも夫婦仲良く、健康に気を付けて過ごしてください。
  • 結婚55周年おめでとう!いつまでもお幸せに!

お返しのマナーはある?

祝賀会などを開いた場合は、出席者へ「内祝」を配ります。

内祝いの品物には「エメラルド婚式内祝」か「寿」の熨斗紙をつけ、夫婦ふたりの名前を連名にして、紅白蝶結びの水引をかけます。

幸福のおすそ分けとして心のこもった品物を選びましょう。

エメラルド婚は結婚55周年のお祝い!プレゼントを渡してお祝いしよう。

ここまで見てきたように、エメラルド婚は結婚55周年をお祝いする結婚記念日のことです。

エメラルドは「愛の宝石」とも呼ばれ、知恵や忍耐力がつき、愛を育んでいく重要な要素が身につくとされています。

プレゼントを贈る際のマナーやルールを守り、今回ご紹介したエメラルド色の食器などをプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

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