【有田焼】玳皮天目茶入

Name: 【有田焼】玳皮天目茶入
Brand: jtopia-japan
SKU: 4819
Price: 110000.0 JPY
Availability: InStock

【掌の大宇宙】玳皮天目茶入二代真右衛門作：歴史の頂点に立つ「茶器の王」

茶入れは、かつて戦国武将が領地の代わりに求めた「茶器の王」とも言われ、この玳皮天目茶入は、その歴史的権威を背負い、日展会友・二代真右衛門の陶技が凝縮された、生きた哲学といえます。

器面に広がる複雑で深い表情は、800年前の中国・南宋に源流を持つ幻の技法『玳皮天目』を、真右衛門独自の秘伝の技法で再創造したものです。二つとして同じものがない、まるで「手中の宇宙」の如く神秘的な紋様が浮き立ちます。

最高級の陶石により形作られた磁肌は、1300度の炎で焼き締められ、硬質でありながらも「絹のような」滑らかさを持ち、指先に静謐さを伝えます。そのフォルムは、手にすっぽり収まる究極の「用の美」を纏っています。

飴色と黒の深いグラデーション、吸い込まれるような鼈甲色の輝きは、眺めるたびに日常の疲れを浄化し、非日常へと誘います。お茶のひとときに、この「掌上の宇宙」と向き合う静かな時間は、何にも代えがたい精神的な豊かさをもたらす、あなただけの聖域となるでしょう。

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日本陶芸界の巨匠神業の窯変師

真右エ門（真右エ門窯）

Sinemon

真右エ門（馬場九洲夫）は、窯変技法において日本を代表する作家です。「窯変」とは焼成中に土や釉薬に含まれる成分が化学反応を起こし、独特の色彩や結晶、結晶を生む現象の事を言います。その天然自然の美は宇宙の神秘にも例えられます。真右エ門は２０１２年度、日本最大の美術展であり、陶芸界で格別の権威と名誉ある賞の一つである。第四十四回日本美術展覧会(日展)工芸美術部門の特撰受賞の快挙を成し遂げました。 2000年の県展50周年特別賞をはじめ、12年の現代工芸美術九州会展覧会最高賞など数々の受賞歴がございます。

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茶器の王が持つ歴史的権威

茶入れは、抹茶碗と並び「茶器の王」と称される、最も格式高い存在です。かつて戦国武将は、最高の武功を立てた家臣に領地の代わりに名物の茶入を与えました。それは、単なる富ではなく、最高の文化と美意識を所有する者の証明でした。この玳皮天目茶入は、その数百年分の歴史と物語に思いを馳せて制作された、日展会友・二代真右衛門の魂が凝縮された作品です。

幻の技法「玳皮天目」の再創造

器に施釉された複雑で深い表情は、800年前の中国・南宋に源流を持つ幻の技法『玳皮天目（たいひてんもく）』によるものです。ウミガメの甲羅のように美しいその景色は、抹茶碗が国宝に指定されるほど珍重されてきました。二代真右衛門は、古えの技を模倣するのではなく、氏独自の秘伝の技法でこれを再創造。器面には、まるで「手中の宇宙」のような、二つとない神秘的な紋様が浮かび上がります。

究極の「用の美」を追求したフォルム

本作は、用の美を追求した「究極の造形美」を誇ります。手中に美しく収まる均整の取れた造形は、まさに掌に載せる芸術。光の中でゆっくり回せば、艶やかな釉の流れが生まれ、飴色と黒の深いグラデーションの中に、吸い込まれそうな悠久の美が立ち現れます。このフォルムは、茶入が持つべき品格と、使い手が求める実用性を極めた結晶です。

絹のような肌触りと炎の静謐

最高級の陶石からなる磁肌は、1300度の炎で焼き締められ、硬質でありながら「絹のような」滑らかさを持ちます。茶入を掌に載せた瞬間、指先にひんやりとした静謐さが伝わります。これは、二代真右衛門と炎との対話の末に生まれた、生きた哲学です。眺めるたびに日常の疲れを浄化し、非日常へと誘う、吸い込まれるような鼈甲色の輝きが特徴の一品です。

人生観を変える「掌の大宇宙」

この玳皮天目茶入は、単なる美術品に留まらず、いわば魂を映し出す鏡のような、人生観を変えるような「掌の大宇宙」です。お茶のひと時に、本作と向き合う静かな時間。それは、何にも代えがたい精神的な豊かさをもたらす、あなただけの聖域となるでしょう。この生きた哲学を、ぜひ貴方の人生にお招きください。

JTOPIAの想い

幕末期の日本を訪れた欧米の知識人たちは、日本文化や工芸品、心温まる人々の暮らしに感動し、まるで理想郷( UTOPIA )のようだと感嘆したそうです。私たちは日本( JAPAN )が育んできた豊かな文化と、未来への希望を込め日本の理想郷「JTOPIA」として、日本の伝統美や職人たちのものづくりから生まれる感動のストーリーをお届けいたします。

商品詳細

茶入れ×1、桐箱、作者しおり

高さ:7.2cm、直径:6.3cm
蓋径:3.9cm、高台径:4.1cm
本体:116g、木箱込:210g

※手作り商品のためサイズなどに若干の誤差が生じる場合がございます。

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名匠たちのものづくりを世界へ

有田焼は四百年の歴史を持つ日本磁器の創始であり、日本で最も有名な焼き物です。古くは東インド会社を通じ、世界中の王候貴族から「東洋の白い金」と謳われるほど高値で取引された幻の陶磁器でした。マイセン等の開窯にも多大な影響を与えました。明治初頭には万博で最高賞を受賞するなど、世界より高評価を得た名陶です。かつて伊万里港から世界へ輸出された経緯があるため伊万里焼という異称で呼ばれることもございます。