【有田焼】茶碗 砧青磁

口から底部へと流れ込むような曲線、口部は唇にすっと馴染むような優しいカーブで造形されており、 茶碗をひとたび持てば、有田焼のお茶碗たる完成度を感じていただけることでしょう。 天草産の高級陶石を用い1300度に昇る高温で形成されたお茶碗は硬質かつ、優美なものであり、末長く人生を共にするにふさわしい風格を放つ至極のお茶碗でございます。

青磁と世界の歴史は密接に結びついております。青磁の起源は11世紀にまでに遡り、シルクロードを超え欧州諸国へ、そして世界各地にへと広まります。ここ日本でも当時のものが多く残されており、価値ある品として古くより親しまれてきたことが伺えます。 端正な形状、普遍的な空の色を感じさせる優美な色調は、何世紀を経た今でも世界中で愛され続けております。

初めて手にとっていただいた時の感動はもちろん、使い込む程に、惚れ惚れとしてしまう青のお茶碗。一色に見える青もお部屋の照明から、深い海の青から、空の清明な青まで、様々な表情をお楽しみいただけます。艶やかなガラス質は清潔感もあり食卓にふさわしい上品さを放ちます。飾らない大人の粋の世界を感じさせる見事なお茶碗です。

茶碗×1 しおり 桐箱

径：11.2cm 高さ：6cm 重さ：190g

※手作り商品のためサイズなどに若干の誤差が生じる場合がございます。