【有田焼】広口コーヒーカップ 砧青磁

青磁の起源は11世紀と古くより伝わっており、長きにわたる歴史を歩んできた技法とも言えます。遠くシルクロードを経て、欧州諸国に伝播したことで、世界各地に広がってまいりました。日本でも当時のものが数多く残されており、古くから愛されてきた技法であることが理解できます。 端正な形状や普遍的な空の色を感じさせる色調は、何世紀も経た今でもなお世界中で愛され続けております。

静かな秋の夜長に、響きわたる砧の音色は、人の心に沁みわたる奥深い趣があります。かの松尾芭蕉もトントンと響く砧の情景を次のように詠んでおります。 「声澄みて北斗に響く砧かな」澄みきった宵の北斗星に、奏でる砧の音色の臨場感。打たれる衣は青磁の清き水色をしていたのかもしれません。

器の原材料には九州天草産の最高級天然陶石を使用。1300度の超高温で焼成する有田焼コーヒーカップは、絹のような触り心地でありながら硬質で吸水性がなく、汚れが付きにくいためお手入れが簡単です。陶器のような土臭さもございませんので、飲み物の香りを存分にお楽しみいただけます。電子レンジ、食洗器の使用も可能。保温性、保冷性も抜群。世代や年代を問わず様々なシーンでご使用いただけます。

コーヒーカップ×1　しおり　桐箱

カップ
高さ:7.4cm 口径:8.6cm 満杯容量:240ml
ソーサー
高さ:2.7cm 径:15.2cm

※手作り商品のためサイズなどに若干の誤差が生じる場合がございます。