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150万人を超える日本最大の陶器市!有田焼陶器市と有田の観光名所

記事: 150万人を超える日本最大の陶器市!有田焼陶器市と有田の観光名所

150万人を超える日本最大の陶器市!有田焼陶器市と有田の観光名所

日本人は世界の中でも焼き物好きとして知られています。 他の国の人々ももちろん、毎日の生活の中で食器や花瓶などの焼き物を使っていますが、日本人は生活の様々な場面に焼き物を取り入れています。 リビングや玄関を飾る置物や、トイレの便器でさえ実は焼き物でできているのです。 これだけ日常生活に焼き物を取り入れる無類の焼き物好き・日本人が住む、この日本には全国様々な場所で陶器市が開催されています。 日本には日本三大陶磁器と呼ばれる「美濃焼・瀬戸焼・有田焼」といった素晴らしい陶磁器があります。2017年も美濃焼は岐阜県土岐市(5月)、瀬戸焼は愛知県瀬戸市(9月)、有田焼は佐賀県有田町(4月~5月)で大規模な陶器祭りが開催されました。これは毎年恒例の行事で、日本三大陶磁器の産地では、毎年必ず陶器市が開催されており多くの観光客で賑わっているのです。 他にも北日本では、北海道の札幌市から江別市、沖縄では那覇市や読谷村まで様々な焼き物の陶器市が開催されています。 クールジャパン・コンテストで有田焼が准グランプリに選出! Sagaが世界に発信するクールな文化として脚光を集めています! この機会に「世界に誇れる有田焼」を探す旅にでませんか??

佐賀県有田陶器市

2018年は済みましたが来年(2019年)こそはGWは有田焼陶器市へ! 150万人が訪れる有田陶器市 佐賀県の有田町では、毎年有田陶器市が行われています。 2003年には100回目を迎えた歴史ある陶器市で、現在では日本を代表するゴールデンウィークのイベントになっています。 休日には1日で約20万人の来場者が訪れる人気で、有田陶器市号という臨時列車が出るほどなんです。 ゴールデンウィークの4月29日から5月5日までの有田陶器市期間中には、約150万人もの来場者が訪れ有田の街は人でごった返します。 車でのアクセスはかなり早くいかないと混雑し駐車場も一杯になるのが早いので、公共交通機関で行くのがリピーターのお約束です。 期間中早いお店では朝6時頃から開店し、夜7時位まで皿山通りにズラリと並びます。 一般家庭で普段使いできる磁器はもちろん、数百万円する高級な有田焼が勢ぞろいし、市場の8割引きというお値段で買えるケースもあります。 良い有田焼を安く買うなら有田陶器市は必見です。 有田陶器市では、有田焼を100円しない値段から購入でき全国から150万人余りが訪れる大人気イベントとなっています。

陶器市攻略法

できれば、朝早くの移動がおすすめです。 リピーターの方は、開催初日に前日から会場近くに泊って行かれるツワモノもいます。 会場は上有田駅という駅から有田駅までの約4キロの距離があります。 ゴールデンウィークと言っても歩くと暑いですし、陽射しも強いですので帽子、運動靴、リュックは必須です。 600軒もの有田焼のお店が並ぶので全部を見て回るなら数日はかかりますが、ポイントを絞って行動して下さい。 お店のマップがありますので前もってお目当てを選んでおくと良いです。

焼き物購入以外のイベントもあり

しかし、この人気は有田焼だけの人気ではありません。 有田陶器市の期間中、メインストリートの皿山通りを中心に様々なイベントが開催されるからなんです。 まず、4/29のオープニングパレードをかわきりに、フォトコンテスト、食器のテーブルコーディネート展等が開催されます。 通りでは陶器市限定のカフェが出展しご当地グルメフェアも開催されます。 5/5には有田の歴史の人物などの仮装パレ―ドが開催され宝さがしもあるのです。

有田皿山踊り

有田皿踊りとは、焼き物の町有田独特の踊りでお揃いの浴衣や衣装で揃えた人々が両手に小さな皿を持ち踊るものです。 皿を打ち鳴らして踊るのは有田焼の本場有田ならではで、有田皿山節とチロリン節を伴奏として踊ります。 毎年行われる有田陶磁器まつりでは有田皿踊りのコンテストなども開催されています。 有田焼400年事業でもスケールアップしてコンテストなどが行われると予想され、大規模になるかもしれません。 有田の町を小さなお皿を鳴らしながら踊る人々の姿を見るだけでも有田に出かけてみる価値はありそうです。 出場チームは前もって参加を伝えておかなくてはなりませんので告知などに気を付けて下さい。

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有田町の主だった観光施設の紹介

焼き物好きの方にオススメの観光スポットをご紹介します! 機会があれば、ぜひ寄ってみてくださいね。

佐賀県立九州陶磁文化館

九州陶器の歴史が学べ、特に古伊万里のコレクションが有名です。なんと、トイレの備品やゴミ箱にまで有田焼が使われているんですよ。 佐賀県立九州陶磁文化館は陶芸文化研究の拠点として、1980年にオープンしました。肥前をはじめ九州各地の陶磁器や、その歴史を、実物と資料を通して学ぶ事が出来ます。 展示室は5つで、順路に沿っていくと、焼き物の基礎学習(第四展示室)、柴田夫婦コレクション(第五展示室)、九州の古陶磁(第三展示室)、現代の旧驟雨陶芸(第2展示室)と、それぞれ特色があります。(第一展示室は個展等が開かれているため、通常は茶室のみの見学となっております)。 目玉は「柴田夫婦コレクション」です。東京在住の柴田明彦・祐子さんが寄贈した江戸時代の有田磁器9200点あまりの中から毎年一回入れ替えながら約千点を展示しており、有田焼の歴史的変遷が体系的にわかるよう紹介されております。 第四展示室内の蒲原コレクションも必見です。欧州の往古貴族に愛された、絢爛豪華な輸出古伊万里101点が並んでいます。さらに、2001年1月お目見えした「有田焼からくりオルゴール時計」が見ものです。大有田焼振興協同組合等の制作で、高さ、幅約二メートル。30分毎に陶板の文字盤が開き人形が動き出す仕組みで、20世紀有田の技術の粋を集めた大作です。また、同館では随時企画展の開催、陶芸教室等、焼き物造りの裾野を広げる活動も展開しております。

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トンバイ塀通り

有田内山の中心部の裏通りには、トンバイ塀と呼ばれる一風変わった塀があります。 これは有田以外では見かける事のない独特のものです。 トンバイというのは、登り窯を築くのに使った内壁用の四角いレンガのことで、赤土とその焼粉とを混ぜて固めたものです。 窯がたかれるうちに、薪の灰を被り、摂氏千三百℃以上の高温によって、表面がガラス質に変化し、特徴ある色合いになります。 そのトンバイの廃材が、登り窯を壊す際にたくさん出てきます。 トチン(これから焼く磁器を乗せる粘土製の棒状の台)や一回で使い捨てる窯道具のハマ(磁器を焼く際に焼物の下に置く粘土製の丸い敷物) と廃材のトンバイとを赤土で固めてつくりあげたのが”トンバイ塀”です。塀の上の部分には屋根の形に瓦が築かれてあります。 しかし、赤土のため耐久性はあまりありません。時とともにトンバイ塀も姿を消していきました。以前はトンバイ塀の総延長距離は1キロ近くあったと言われています。 江戸時代の焼き物商人たちは人通りの多い場所に店を構えていたのに対し、窯焼は本通からはずれた人通りの少ない場所に住みました。技術を秘匿するために都合が良いからと言われております。そうして他者に情報を漏らさないための手段として、屋敷と仕事場をトンバイ塀で囲っていたのです。 有田焼の仕事に携わる職人たちが、有田焼の廃材によって守られる。 何とも興味深い光景です。

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樹齢1千年の公孫樹

泉山弁財天社の境内には、イチョウの大木がそびえています。 有田の名物の一つで、初夏には新緑を芽生えさせ、秋になれば巨木全体に鮮やかな黄色の葉を宿します。 樹齢は千年を超えると見られており、高さ40m、根回り18m、枝張り東西31mに及びます。 佐賀県内最大の大木であり、1926年には国の天然記念物に指定されています。

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陶山神社

陶山神社は、万治元年(1658年)八月、現在の伊万里市二里町大里の神原八幡宮から主祭神・応神天皇の霊が移され、<有田皿山宗廟八幡宮>として開かれました。その<八幡さん>が陶山神社と飛ばれるようになったのは明治以降で、藩祖鍋島直茂公と陶祖金ヶ江三兵衛公をあわせて祀るようになりました。 境内にはいくつもの記念碑や顕彰碑があり、江戸時代の名代官「成松信久碑」を初め、学問の功績者「江越礼太碑」、有田焼商工の功績者「八代深川栄左衛門碑」、有田陶器市の発案者「深川六助碑」、また神社後方の山頂には、磁器創成300年を記念して大正6年(1917)に「陶石を発見した金ヶ江李三兵衛碑」が建立されるなど、有田皿山をリードしてきた先人の威徳をたたえています。 まず目を引くのが他では見る事のできない、国の史跡である有田焼白磁製の大鳥居。そして境内には、陶工たちによって奉納された磁器製の鳥居や狛犬、大水花瓶、欄干などは焼き物の町、有田ならではの風情に触れる事ができます。有田焼製のお守りが販売されており、毎年干支の絵馬は宮司さんによる手描きのデザインです。

チャイナオンザパーク

深川製磁が運営する陶磁器のテーマパーク。深川様式の作品展示やアウトレットショップ、レストランがあり、ラベンダーが咲き乱れるフラワーガーデンは必見です。

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有田ポーセリンパーク

有田ポーセンリンパーク ドイツのツヴィンガー宮殿を再現した外観がゴージャス!館内には世界の陶磁器が展示され、焼き物体験もできますよ。 有田焼の歴史を展示しているポーセリンパークは、2002年春にリニューアルオープンししました。園内への入場料は無料で年中無休。絵付け体験、焼き物見学等の、焼き物を楽しむ施設はもちろん、自社牧場から直送の伊万里牛販売所、ゴーカート、柴広場、ハーブガーデン、宗政酒造(株)による酒蔵見学施設等も加わり、楽しみ方が増えました。 園内に入り、まう目に飛び込んでくるのが、バロック建築の花と称される「ツヴィンガー宮殿」。宮殿展示室には、江戸から明治時代の有田焼を歴史を追って展示しています。(入館料・中学生以上500円・小学生以下無料。) また宮殿左億にあるティールームベルビューでは、有田焼やマイセン、ウェッジウッドなどのカップでティータイムが楽しめ、バロック庭園を眺めながら優雅な時間を過ごす事ができます。 有田焼工房では800円から1000円で下絵付け体験ができ、世界で一つのオリジナル有田焼を作る事ができます。(団体250名まで同時に体験可能) レストラン・リンデンバウムもメニュー・内装を一新。厳選された伊万里牛はじめ、昼食はリーズナブル価格のランチを、また夕食は落ち着いた雰囲気の中でバラエティー豊かなメニューが賞味できます。 憩いの広場でも子供から大人まで存分に自然を満喫出来ます。 下記の写真は有田町内にある体験型施設であるポーセリングパークにあり、ドイツ・ドレスデン市にあるツヴィンガー宮殿の前面部を再現したものです。”古伊万里”収集家、ザクセン先手以降 アウグスト一斉(169-1733)が王宮の横にイベント広場を取り囲む回廊として、1709年に建設を始め1732年に完成したもので、その地下倉庫には当時黄金と同価値といわれた”古伊万里”が千点以上にのぼり収蔵されておりました。 ドレスデン市は、エルベ河畔に位置するザクセン候国の古都で、多くの歴史的建物を有し、イタリアの古都、芸術の町フィレンツェにちなみ「エルベのフィレンツェ」と称される美しい街です。その中にあって、ツヴィンガー宮殿はドイツ・バロック建築を代表する名作として、「ドイツバロックの花」とたたえられています。この建物は現地のツヴィンガー宮殿とほぼ同じ規模で再現されています。王冠門の高さは28m、王冠門をはさんで両ウィング部分の長さは116mとなっています。

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体験工房ろくろ座

ろくろを回して自分だけの作品がつくれます。初めての方もプロが指導してくれるから安心!作品は焼成後、郵送してもらえます。 ●源右衛門窯 有田に窯を築いて260年余りの源右衛門窯。工房で、職人さんたちの昔ながらの手仕事を間近に見ることができます(平日のみ)。 有田ダム 有田内山の札の辻交差点を陶山神社の向かい側を登って行くと、有田ダムがあります。 12万本と言われる植樹が、春は桜。散ると青葉。秋は黄色や赤の紅葉。四季折々に湖面を華麗に装飾します。その景色の守り神のように立っているのが、彫刻家 古賀忠雄氏制作の「乙女のブロンズ像」で、その傍に戦後日本の詩壇の旗手と言われた山本太郎氏の詩碑があります。 名づけた古賀氏は有田工業学校を卒業してるのでその作品が有田にあるのはおかしくないのですが、東京育ちの山本氏の詩碑があるのは不思議ですよね! 実は北原白秋の甥であり、旧制佐賀高等学校を卒業してるのです。でも、有田には繋がらない。 じつは有田の企業が器以外にと新製品にと「磁彩壁画」と言うものがあり、強く引かれた唐津出身の洋画家森通氏と山本氏を引き合わせ、二人展を福岡で開いたりしたそうです。 当時有田町長と企業社長が二人と酒を交わすうちに有田ダムのことに話がなり町長が有田ダムを余りに褒める為に昭和61年初夏にみんなで訪れたそうです。 夕映えの湖面に危機の影が空に向かって逆立つように映り、その場でダムの美称を考えてくださいと頼まれ十数種の案を後日届け。文句なしで選ばれたのが「秘色の湖」でした。 実は秘色!!!  秘色は有田焼に欠かせない青磁の美称です!!! 磁器の町のダムにこれ以上の名はないですよね? 「磁彩壁画」現在で言えば有田町内でだけではなくJR博多駅構内など自然と目に出来るようになりました。

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有田町のグルメ

有田町では食事所が少ないと言われています。 その原因は17世紀半ばから食器を通じて海外の食文化を通じたり、商人が食器を持って全国を歩き回るうちに各地の名物料理を知り、実物や情報で我が家に持ち帰る。商売の出先で結ばれた夫婦がいるなど、家庭料理のメニューが器だけでなく賑やかになりました。 そういう事で主婦が腕前に自信を持ち、大切なお客様は我が家でおもてなす習慣が根付きました。料理自慢の家庭を増やした反面美味しい店が育ちにくくなり「食事する所が少ない」と言われてます。 観光客を迎える町なのにこれはイケない!!! 現在有田町では有田鶏を使った「有田焼五膳」を町内6店舗各オリジナルメニューで¥1200で企画販売を始めたり、B級グルメにも出店している有田鶏を使ったから揚げ「から揚げドンドン」という店等もあり、何かとお手軽に味わえます。ちょっとおしゃれにという方にはチャイナ・オン・ザ・パークにあるレストラン「レストラン究林登(クリント)」。竜門峡の絶景と鯉料理を堪能「龍水亭」・「龍 泉荘(カフェ・岩盤浴あり)」をおススメ致します。 その中で今回ご紹介するお店。他県ナンバーからの車も並び陶器市以外でも行列の出来るお店。35号線のバイパス「上海飯店」。 おススメは鶏のから揚げ。酢豚。特製皿うどん&ちゃんぽん。色々ありますが中華と言うか、B級グルメというか。 とにかくすごい。 定食・チャーハン1人で食べるものではない量がでてまいります。大人数と行っても、色々各種注文するのはおススメできません。単品でも無料で色々出てきます。他に注文したくても、胃袋ついて行かず食べきれません。 しかし二つ方法があります。 お持ち帰り用のプラスティック容器もらう。(暗黙の了解) 徐々に注文する。 ※ご注意ください。チャーハン一つ頼んでも人数分が出てくる時あります! ※※店主はスタッフを怒鳴りつけている事がやや多いのですが、特にお客には被害なく、お客様の構成年齢層聞いてサービスはきちんとしております。 上海飯店 行ってみる価値です。 有田焼の体験ができる観光施設 せっかく有田に行くならば有田焼体験をしてみたいという方がいます。 有田には、有田焼の体験ができる観光施設もありますのでぜひご利用になって下さい。

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花炎

有田町の炎の博記念堂にある花炎という岡本太郎作のモニュメントです。

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伊万里・有田焼伝統産業会館がおすすめです。

こちらの観光施設は、団体でも利用できる広い会場がある他、古伊万里や色鍋島といった伝統の有田焼を展示しています。 有田焼の学習ができるだけではなく絵付け体験もできますので、学校やクラス単位ならこちらはおすすめです。