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日本人なら知っておくべき!?日本の伝統工芸品「有田焼」の作り方!

記事: 日本人なら知っておくべき!?日本の伝統工芸品「有田焼」の作り方!

日本人なら知っておくべき!?日本の伝統工芸品「有田焼」の作り方!

日本を代表する工芸品「有田焼」ですが、その作り方を知ってる方は日本人の中にもそこまで多くはいらっしゃらないようです!なので、本記事では「STEP1(第一段階)~STEP5(第五段階)で有田焼の作り方」をお伝えし「興味深いデザインの有田焼」までご紹介しちゃいます!! 日本の焼き物文化を学んでみましょう!!

有田焼の作り方!

有田焼の作り方! かつて経済産業省のクール・ジャパンのイベントで取り上げられました「JAPANの有田焼」!! 今や、世界からも高い評価をうけつつある「日本を代表する伝統工芸品の有田焼」ですが、その作り方は意外と知られていないことが多いそうです!! 本記事では「ギフトを選ぶ際の豆知識・博物館や美術館に行かれる前の教養・海外の方への日本文化の紹介」として参考になりそうな「有田焼の作り方」を簡単にご紹介しちゃいます!! 焼き物は土や石などを原料を形にして、焼いて作ります。形が出来上がるまでにいくつもの工程があります。

STEP1: すべては陶石選びから始まる

有田焼(磁器)の材料になる陶石を集めて砕き、それをまとめて粘土(陶土)を作成! 焼き物は2種類(しゅるい)に分かれます。1000~1200℃で焼く陶器(とうき)。そして、およそ1300℃以上でやく磁器(じき)です。磁器である有田焼の原料(げんりょう)は白い石。この石の中にはガラスと同じ成分(せいぶん)がふくまれています。この石を重さおよそ100kgのきねで14時間つき、細かくします。そこに水をくわえ、よくかきまぜると粘土(ねんど)になります。これが有田焼の材料(ざいりょう)です。 有田焼の素地はガラス質を多く含んだが原料で、砕いたその粉を練り合わせて焼いたものが磁器になります。今日では熊本県天草地方の山から採掘された石が主に使われています。このは砕きやすく形成可能な上、他の添加物がなくても(単身)均一に磁器焼成ができるという利点があります。薄くて軽いけれども硬くて丈夫、仕上がりの色が濁りなく白く美しいのも特徴です。このガラスのように透き通る白磁の美しさと磁肌のなめらかさが、有田焼の繊細で華やかな絵付を映えさせるのです。

STEP2:ロクロと素焼き

陶土(粘土)を使い轆轤を回して焼き物の形を作り、乾かして素焼きを行います! 陶土で作って乾燥した素地を約九百℃で焼いた物を素焼きと呼びます。 ろくろ造形は熟練の職工ですら境地に達することが極めて困難と言われている非常に奥深い技術と伝わっています。

STEP3:下絵付けと上絵付け

この素焼きに呉須という酸化コバルトを主成分とする絵具で、 輪郭の線を描いたり、濃みとよばれる線の中を塗りつぶすことを下絵付といいます。濃みを描く為に使われる濃筆は鹿の毛で出来ている太い筆で、毛を指でおさえて、 呉須の液量を調整する事によって色の濃淡を表現します。呉須は中国の唐・明の時代から使われ、有田焼の技法としても広く使用されています。 下絵の色は青色意外にも、緑、桃、橙、黄などがあります。下絵付が済んだ後は釉薬をかけ、約千三百℃で焼くと素地は固く焼き締り、白くなり、表面は釉薬が融けて透明の光ったガラス質になっており、 その下に呉須で描いた模様が映ります。 釉薬の下に模様を描くのが下絵付ですが、その釉薬のとけたガラス質の表面に、金・銀・赤・黄・緑・青・紫・黒を使って様々な絵柄を描くのを上絵付といいます。焼き物の絵付がおわれば、上絵窯に入れ焼く八百℃で焼きます。そうすることでとても綺麗な色がつくのです。 上絵付の技法は1646年に中国から伝わったものを柿右衛門が始めたのが日本における起源とされています。上絵付の別名を赤絵ともいいますが、赤色だけを使ったものが上絵付にあたるわけではありません。他の色を使って描いたものもそれらに含まれます。 上絵付の絵描きの仕事は、粉状の絵具をすりつぶす作業からはじまります。それは何日もかけて行われるので、大変な忍耐を必要とします。 また複数の色を使うことで複数回焼成を行う必要が生じる場合もございます。

しかし近年は機会に夜大量生産の焼き物が出来る様になり、印刷技術により模様を転写する方法も行われています。 消費者のニーズに合わせ、焼き物のデザインが生まれ、手描きの絵付けだけでなく、そういった技術によっても新しい絵付の分野が誕生しております。

STEP4:施釉を行う!

器の表面をガラス質で覆うために、釉薬をむらなくかけていく!! 【施釉(せゆう)】 下絵つけの終わった器に釉薬を掛ける。厚過ぎては剥げやすくなるため、適度な薄さで、ムラなく均一に施さなければならない。施釉後は、よく乾燥させておきます。

STEP5:1000度以上の超高温で本焼成して完成!!

こうして様々な工程を経て有田焼が完成します。

飾り物や生活用食器、ギフトとしても喜ばれる「有田焼」!英語圏でも人気なモダンな伝統工芸品!! 「有田焼作りの作り方:STEP1~STEP5」いかがでしたでしょうか?? 「400年以上の歴史をもつ有田焼」ですが、今でも伝統的な同様の製法プロセス(STEP1~STEP5)を経て「現代人たちの心も魅了するモダンな有田焼」が作り続けられています!!