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有田焼について

有田焼について

有田焼について

当店は、日本表する匠を代が創り上げた名品の数々を、より多くのお客様に知っていただくため、日本の伝統美を後世に残し、世界中の方々に認知していただくため、情報発信を行っています。是非ご高覧下さい。

有田焼

九州は佐賀県の西部、長崎県の県境に人口約2万人の小さな町があります。ここで伝統工芸である日本で始めての磁器、有田焼が生まれました。町の約7割は森林や山岳で、段々に連なる棚田や大らかで神々しい黒髪山、秘色の湖と形容されるエメラルド色の有田ダムなど、四季折々の美しい自然に恵まれたところです。町を分断して有田川が南北に流れ伊万里湾に注ぎ、川底に沈む染付の陶片が見えます。400年もの間削り取られてきた泉山陶石場の白い地肌は、様々な人々の思いと生まれ出た磁器の深い歴史を物語っているようです。

有田町

山あいには、釜道具や耐火煉瓦で作られた塀を見ながらの散歩道や、繁栄を極めた古い商家などの風情ある町並みが今も残っており、有田焼の歴史を味わうことができます。

有田焼の歴史

1616年に佐賀藩主鍋島直茂がによる統治時代、佐賀県で磁器の原料である陶石が発見され、『日本磁器の起源である有田焼』の生産が始まりました。有田でつくられ伊万里港から輸出されたため、伊万里焼とも呼ばれています。鎖国化の日本で欧州諸国として唯一、長崎出島での交易を認められたオランダ東インド会社による貿易で、たくさんの有田焼が海を渡りました。ヨーロッパへ運ばれた磁器は、「白い黄金」と呼ばれ、多くの王侯貴族の宮廷を彩りました。明治以前の有田焼については古伊万里という名称で呼ばれています。

マイセン

今でもヨーロッパ各地の宮殿や博物館に残っています。それは西洋屈指の名窯であるドイツのマイセンにも大きな影響を与えました。

陶磁器

縄文土器に始まる日本人と焼き物との出会いは、長い時を経て様々な美しい陶磁器へと進化してきました。陶器は粘土がおもな原料で1000度~1200度ほどで焼かれ、光を通さず吸水性があるのが特徴です。磁器は陶石という石が主な原料で1300度くらいで焼かれ、光を通し吸水性がないのが特徴です。陶器を土もの、磁器を石ものと呼び、陶器は暖かい味わいやごつごつした表面の素朴な風合いがあり、磁器は硬質でガラスのような滑らかさが際立っています。有田焼は主に磁器であり、土物から陶器へと変遷を続けた、本邦における焼き物の、一種の最終形と言えます。

日本の美

華麗な色絵や、藍色の染付、古伊万里の金襴手様式等、受け継がれてきた確かな技術と美意識によって、現代でも日本最大級の陶磁器生産地として、一般食器から高級美術品まで様々な有田焼が生み出され続けています。

失われ行く日本の技術

近年は量産技術である転写や印鑑、型紙など、手描きのように見せかける物、一部だけ手描きで描いたものが焼き物に多く出回り、時代の流れの中で本物の技術を持つ手描き、ろくろの窯元は姿を消しつつあります。

本物へのこだわり

有田焼の優れた耐久性と美しさは、美術品として、また優れた日用品として広く愛され続けています。JTOPIAでは著名窯元・作家による約3万点の中から商品を選びぬき、特A品質の商品のみを掲載しております。

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