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【有田焼】玳皮天目ロックカップ「蓬莱山」

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33,000円 税込

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【有田焼】玳皮天目ロックカップ「蓬莱山」

玳皮天目ロックカップ『 蓬莱山 (ほうらいさん) 』

有田焼窯元の名門、真右エ門窯の当代である二代目 真右衛門は日本最大級の美術展「日展」において、最高峰の賞と称される日展特選を2012年に受賞。
その時の出品作である『遥かな嶺』は山の形を表現した見事な佇まいから世間の注目を浴びました。
本作は、その『遥かな嶺』の重厚感や山の威容をそのままの雰囲気に凝縮し、ロックカップとして特別企画した贅沢な作品です。

掛けられた釉薬は学芸員にも推薦を受けたという『玳皮天目』別名鼈甲釉。器に生じる斑紋が、まるで玳瑁(タイマイ)という海亀の甲羅のように見えることからそう呼ばれて参りました。玳皮天目は海鼠釉をベースとした後、幾重にも鉄釉を吹き付けることでこの独特の斑紋が現れます。

本作は「雲霧法 (うんむほう) 」と呼ばれる霧状の釉を匠の研ぎ澄まされた感覚で吹きかける非常に難易度の高い技法を用いて作陶がなされます。美しく焼き上がる率はとても少なく半分でも出来上がれば良い方とも言われ、その時の窯によっては全滅してしまうこともしばしば。空気中の僅かな湿度にも影響を受け、さらに窯焚き時の一度、二度の温度差でも成功や失敗が左右されます。

口縁に口づければ、山々の息吹が伝わってきそうな安定感に溢るるどっしりとした造形。書斎やリビングで思考に耽る時になど、大自然と一体と化すような不思議な感覚をお楽しみ頂けることと存じます。

蓬莱山という言葉の由来は秦の始皇帝に仕えた徐福が目指した不老不死の山。人間の未知なる無限の可能性をテーマとして、本作は名付けられております。卓上の美術品の最高峰として、お使い頂ける方々の世界観が変わるかのような生命力に満ちた雰囲気を持つ名作に仕上がっております。

真右エ門(真右エ門窯)
日本陶芸界の巨匠 神業の窯変師

真右エ門(真右エ門窯)

Sinemon

真右エ門(馬場九洲夫)は、窯変技法において日本を代表する作家です。 「窯変」とは焼成中に土や釉薬に含まれる成分が化学反応を起こし、独特の色彩や結晶、結晶を生む現象の事を言います。その天然自然の美は宇宙の神秘にも例えられます。 真右エ門は2012年度、日本最大の美術展であり、陶芸界で格別の権威と名誉ある賞の一つである。第四十四回日本美術展覧会(日展)工芸美術部門の特撰受賞の快挙を成し遂げました。 2000年の県展50周年特別賞をはじめ、12年の現代工芸美術九州会展覧会最高賞など数々の受賞歴がございます。

【有田焼】玳皮天目ロックカップ「蓬莱山」の商品紹介写真1

生命力に満ちた蓬莱山

蓬莱山(ほうらいさん)の由来は秦の始皇帝に仕えた徐福が目指した不老不死の山。人間の未知なる無限の可能性をテーマとして、本作は名付けられました。卓上の美術品の最高峰として、お使い頂ける方々の世界観が変わるかのような生命力に満ちた雰囲気を持つ名作に仕上がっております。
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匠の神技から現れる艶やかな鼈甲紋

本作に掛けられた「玳皮天目(たいひてんもく)」は美術館の学芸員や名だたる芸術家達からの評価が高く、国宝・重要文化財としての指定がなされております。飴とも鼈甲(べっこう)とも言える美しい艶を纏い、海亀の玳瑁(タイマイ)の甲羅のように見えることから名付けられた玳皮天目。基本となる釉を施釉した後、鉄釉を「雲霧法(うんむほう)」で幾重にも吹き付けることで完成します。鼈甲紋の艶に秘めた奥行き感と国宝美の世界をお楽しみください。
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困難を極めた上に完成する至宝の美

釉薬を霧状にし、薄くそして幾重にも施釉することで生み出される至宝の飴色。土練りから窯焚きに至る全ての工程において片時も油断は許されません。その困難さは窯焚き時のわずか1、2度の温度の違いや、温度や湿度の違いで、全てが没になってしまうほど。一瞬の油断も許されない状況より完成した奇跡的なお品から厳選した上物の作品のみをお届けいたします。
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日展芸術最高峰の復刻

有田焼窯元の名門、真右エ門窯の当代である二代目 真右衛門は日本最大級の美術展「日展」において、最高峰の賞と称される日展特選を2012年に受賞。その出品作である『遥かな嶺』は山の形を表現した存在感溢れる花器で世間の注目を浴びました。本作は、その『遥かな嶺』の重厚感や山の威容をそのままの雰囲気で凝縮し、特別企画した贅沢なロックカップです。
【有田焼】玳皮天目ロックカップ「蓬莱山」の商品紹介写真15
商品のサイズ
大きさ
最大径:10cm、口径:8.9cm
高さ:6cm、重さ:220g
商品内容
ロックカップ 桐箱 陶歴しおり

※手作り商品のためサイズなどに若干の誤差が生じる場合がございます。

ここでしか手に入らない最高品質の有田焼
JTOPIAがお届けする商品はすべてが特A品質の一級品です

JTOPIAでは日本が世界に誇る匠の伝統工芸品を厳選しております。全作品の中から特選品質(釉薬の美しさ、発色ともに見事な審美的価値ある一級品)を当店と窯元が共同で選別、ここでしか手に入らない逸品のみをお届けしております。

特A品質と有田焼

名匠たちのものづくりを世界へ

有田焼は四百年の歴史を持つ日本磁器の創始であり、日本で最も有名な焼き物です。古くは東インド会社を通じ、世界中の王候貴族から「東洋の白い金」と謳われるほど高値で取引された幻の陶磁器でした。マイセン等の開窯にも多大な影響を与えました。明治初頭には万博で最高賞を受賞するなど、世界より高評価を得た名陶です。かつて伊万里港から世界へ輸出された経緯があるため伊万里焼という異称で呼ばれることもございます。

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